7月15日に東京地方裁判所に確認したところ、私の訴状を各被告に送達し、株式会社新潮社および早川清氏(『週刊新潮』前編集長)は7月10日に、佐藤優氏は7月11日に、それぞれ受け取ったとのことである。訴訟係属になった、ということである。第一回口頭弁論期日は、9月上旬である。
それにしても、この件は、マスコミから完全に黙殺されている。このブログは見に来ているくせに(笑)。この件が大っぴらになったら、新潮社はさておき、佐藤優氏と岩波書店(さまざまな点で、新聞各紙と強いつながりがある)に大きな打撃になりかねない、と考えているのだろう。 私は一部のマスコミ陰謀論に与する気はないが、今回の完全黙殺という姿勢ほど、マスコミ(特に新聞)の馴れ合い、隠蔽等々の「談合」体質を鮮やかに示している例も珍しいのではないか。以前にも指摘したが、ここにこそ、<佐藤優現象>の本質の一端があると思う。
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