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通常の採油方法では採集しにくく流動性の無い超重質石油資源であるオイルサンドの埋蔵量は 1.2 兆バレルともいわれ、世界中が注目すると共にオイルサンドから重質油を抽出するための試行錯誤を繰り返しているという現状にあります。しかし現段階において、オイルサンドからの重質油抽出は行われてはいるものの、その抽出方法やコストなどの面から極めて有効とされる技術がなく、画期的な抽出方法が待たれているという状況です。このオイルサンドの 90 %以上は、カナダとベネズエラの 2 カ国に賦存しています。
当社では、 2002 年カナダのアルバータ州からオイルサンドを取り寄せ、 OSS 実験機によるオイルスラッジ処理と同様の分離処理実験を試み、オイルサンドからも油分を抽出することに成功しています。 |
オイルサンドイメージ |
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この実績を基に、 OSS を用いた“オイルサンドからの重質油抽出”という、エネルギー資源の開拓を視野に入れた事業展開に取組んで参ります。 |
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