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両院議員総会開催要求強まる 麻生降ろしへは異論も (2/2ページ)
このニュースのトピックス:麻生内閣
武部氏は15日朝のTBS番組に出演し、「世論調査を見ても7割以上が麻生首相を信頼していない。失礼な言い方だが、徳がないということだ」と述べ、麻生降ろしのボルテージをあげた。
中川氏らの署名運動は、首相に批判的な中堅・若手議員による「マニフェスト連合会議」と連携したものだった。
「署名はそんなに集まらない」(自民党幹部)との観測とは裏腹に、署名は増え続けた。この流れを加速したのが、党内第2勢力の津島派だった。同日昼の派幹部会は、幹部の額賀福志郎会長代理、小坂憲次衆院議院運営委員長らが名を連ねた署名への協力要請書の配布を決めた。
「(両院議員総会を)やるならやるって、はっきり言わないと駄目だ!」
首相を支える町村派の中山成彬(なりあき)事務総長も15日朝、党本部の幹事長室で同派出身の細田博之幹事長にこう迫った。
各派閥の事務総長はこの直前、党本部で会合し、両院総会かそれに代わる集会の開催を求めることで一致していた。
ただ、中川氏らの麻生降ろしに同調する事務総長と首相に対する不満の「ガス抜き」の場としての開催を求める中山氏のような事務総長がいて、同床異夢となっていた。一般の署名議員にも同様の構図があり、津島派は幹部会で、麻生降ろしには反対することを申し合わせている。中川氏ら反麻生勢力の思惑が実現するかは依然、不透明だ。
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