岡山放送局

2009年7月15日 21時1分更新

島の小学校で海のプール納め


岡山県備前市沖の瀬戸内海に浮かぶ頭島の小学校では、海をプール代わりにした水泳の授業が行われました。

授業を行ったのは、備前市日生町沖の頭島にある日生南小学校です。

この小学校にはプールがないため、毎年、学校から歩いて10分ほどの「外輪海水浴場」をプールに見立てて水泳の授業を行っています。

15日は全校児童8人が海辺で準備体操をした後、さっそく授業に取り組みました。

海には、安全のためさめよけのネットが張られているほか、授業用にコースロープと飛び込み台が設けられています。

子どもたちは歓声をあげながら海に飛び込むと、さっそくクロールや平泳ぎなどの練習に励んでいました。

真っ青な海につくられた子どもたち自慢のプールですが、9月には水泳の授業が無いため、夏休みを控えた15日が今シーズン最後の授業だったということです。

子どもの1人は「魚をたくさん見ることができるし、海は広くて気持ちいいです」と話していました。