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中野区における都議選結果分析

今回の中野選挙区に「おける都議選の結果を前回と比較してみると投票率が9.51%アップした事で
総有効投票数が27,104票多くなったことが注目される。

 前回平成17年 投票率44.5% 有効投票数:112,841
                得票数   得票率
当 高倉良生  公明  26,221   23.2%
当 吉田康一郎 民主   22,387  19.8%
当 植木紘二  共産 19,607   17.4%
当 川井重勇  自民 18,220   16.1%
落 高橋一実  自民 14,287   12.7%
落 樋口裕子  民主 12,119   10.7%

今回平成21年 54.01%  有効投票数 139,945 
                   (前回比27,104増)
当 西沢圭太  民主  35,346   25.3%
当 吉田康一郎 民主 27,845   19.9%
当 高倉良生  公明 23,350    16.7%
当 川井重勇  自民 19,558    14%
落 植木紘二 共産  19,279    13.8%
落 高橋一実 自民  14,567    10.4%

上記の結果から見て、注目されるのは過去4回以上に渡って連続してトップ当選を守ってきた公明党の凋落だ。
投票率が上がった事で、得票率が6.5%も落ち込んでいる。
立だけではない。得票数も2,871票落ちている。
 従来、公明党候補は組織票だけが頼り、一般有権者で票を投じる人は皆無に近いと言われてきている。
よって公明党票が落ち込んだというのは、公明党=創価学会の組織化が崩れつつある事を示している。
 それしても民主党の躍進は驚異的だ。民主党候補の得票率としては前回の34.6%から、45.2%へと躍進を遂げている。
 長妻衆院議員の秘書を勤めていた30歳。実績もアピールすべき内容も無いように見えるが、「ミスター年金」と言われる著名議員の全面的にバックアップ。二人三脚で衆院選の前哨戦としての大量得票に結びついたようだ。
もっとも、選挙なんていうのは若い候補がソフトイメージを前面に出せば誰でもある程度の得票を得る事はできる。
 今回の詐欺師・高倉キャンペーンで割を喰ったのは思いもよらぬ共産党候補だったろう。
 私が中野駅前で街宣。チラシ配布をしていると、直前まで街宣をしていた共産党系の医療団体が、面白がって楽しんでいたが。
 結果、高倉に入ると予想された票の一部が自民党の川井に流れた。それで植木は279票差で落選。
 この280票が高倉に流れていてくれれば、自民を共倒れにして当選できたのに、と私を恨んでいるかもね。

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