女児の首締め殺人未遂容疑　男を逮捕　加古川　

　登校中の女子児童の首を絞めたとして、加古川署は１５日、殺人未遂の疑いで、神戸市西区、無職の男（４４）を現行犯逮捕した。

　逮捕容疑は、同日午前８時すぎ、加古川市志方町原の空き地で、市立志方西小学校５年の女児（１０）に「殺したる」と言い、後ろから右腕で首を絞めた疑い。

　同署などによると、校門付近にいた校長（５９）が、登校してくる女児を男が空き地に連れ込もうとしているのに気付き、教諭らと取り押さえた。女児はひざに軽いけが。

　男は「殺そうとしたことは認める」と容疑を認めているという。男は知的障害があり、１４日に神戸市内の作業所からいなくなり、捜索願が出されていた。同署は、責任能力の有無や動機などを慎重に調べる。

(7/15 12:17)