理事長あきれた…朝青龍エルボー!!
<3日目>朝青龍は立会い豪栄道にエルボー!
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大相撲名古屋場所3日目(14日・愛知県体育館)、横綱・朝青龍が平幕・豪栄道を寄り切りで下し、3連勝を飾った。立ち合いでは反則気味の左エルボーを見舞ったが、脇が甘くなったところをつけ込まれて苦戦。相手の攻めをしのいで逆転勝ちしたものの、ピンチを招いたひじ打ちには武蔵川理事長(元横綱・三重ノ海)もあきれ顔だった。
【三日目成績】
初日の前日、部屋の若手相手に見せた“プロレス稽古”の成果?が発揮された。3連勝のかかった新鋭・豪栄道戦。気合十分で臨んだ朝青龍はすべての神経を左腕に注ぎ、立ち合いで強烈なエルボーを叩き込んだ。こん身の一撃は相手のあごをとらえたが、ひじを大きく突き上げた分、左脇が甘くなり、右差しを許した。右四つからの下手投げで体が泳ぐピンチを懸命にしのぐと、最後はもろ差しになり、やっとのことで寄り切った。
薄氷の勝利にも、3連勝を飾った横綱は連日のご機嫌モードだった。夏場所4日目の豪風戦以来となるエルボーに関しては「(相手の)上体が低いからね。起こしてやるつもりだった」と説明。痛めているはずの左ひじを心配する声についても「まあまあ」と余裕の笑みを浮かべた。
しかし、反則すれすれのひじ打ちには、武蔵川理事長も「よくやるよね」と半ばあきれ顔。それ以上にピンチを招いたことについて「(相手の)出足を止める意味でやっているのだろうが、良くない。ひとつ間違えれば相手に入られるし、きょうも右を差された。ひじが痛かったらあそこまでできないけど…」と諭した。
3連勝で気分も高揚したのか、帰り際には浴衣のデザインを質問した記者に「お前、中学生か。家に帰って勉強してこい」と、CMキャラの“ファン太郎モード”で吐き捨てた。依然として本調子ではないが、取組でも物議を醸すあたりは“らしさ”が戻ってきた。
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