「WBC世界フェザー級王座戦12回戦」(14日、後楽園ホール)
完ぺきなボクシングだった。王者・粟生隆寛(25)=帝拳=に最大8ポイント差の勝利に挑戦者エリオ・ロハス(26)=ドミニカ共和国=は「子供のころからの夢がかなった」と、大はしゃぎ。試合内容に関しては「粟生は力強いボクサーだったが、今日は私が勝った。スピードの勝利だった。この勝利を父に捧げる」と11年前に死去した父親に勝利報告した。