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三菱自、PHVは「アウトランダー」次期モデルをベース車に
三菱自動車は2013年までに発売するプラグインハイブリッド車(PHV)について、スポーツ多目的車(SUV)「アウトランダー」の次期モデルをベース車にする方針を固めた。複数の車種で共有する既存プラットフォームを採用、開発費を抑える。時速120キロメートル程度までの中低速を重視した走行性能とする。排気量は2000cc以下になると見られる。
三菱自動車は20年に生産台数の20%を電気自動車(EV)とPHVにする計画がある。旗艦SUV「パジェロ」は専用プラットフォームのため、今後の車種拡充に利用するには課題がある。PHV1号モデルは利幅の大きい同車種に設定し、開発の費用負担を軽くする。その後は車格が下の車種に設定を拡大していく方針。
(掲載日 2009年07月15日)
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