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「医療崩壊」を防止 19日、堺でシンポ

 医師不足の影響で、大阪府南部地域で病院の閉鎖や縮小が相次いでいる問題を受け、府保険医協会などは19日午後1時から、堺市民会館でシンポジウム「ストップ・ザ・医療崩壊」を行う。

 府南部では忠岡町の公立忠岡病院が医師不足が原因で平成19年に廃院となったほか、阪南市立病院でも一時、入院患者の受け入れを拒否せざるを得なくなるなど、地域医療の崩壊の危険性が指摘されている。

 また、今年5月、協会が22市町村の市町村議や関連府議、国会議員を対象にアンケート(回収率非公表)を実施。回答した9割以上が医師を増やすべきだと回答している。また「救急救命や公立病院の廃止などすべての背景には医師不足がかかわってくる」「公立病院の経営には国も府も財政支援が必要」などの意見も寄せられたという。

 問い合わせは電話072・244・8061。
 

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