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ひき逃げ容疑で男逮捕 栗山3人死亡事故 アルコールを検出 (07/14 02:01、07/14 14:22 更新)

3人が死亡した栗山町中里の事故現場=13日午後9時45分

3人が死亡した栗山町中里の事故現場=13日午後9時45分

 【栗山】空知管内栗山町で13日夜、乗用車3台が衝突し、3人が死亡したひき逃げ事故で、栗山署は14日、自動車運転過失致死傷と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで、同管内栗山町雨煙別、道央農協千歳支所職員今村浩和容疑者(35)を逮捕した。

 逮捕容疑は、13日午後9時ごろ、同管内栗山町中里の国道で乗用車を運転中、前を走っていた乗用車に追突。同町継立168、無職横山忠さん(67)と妻の絹子さん(63)、別の乗用車に乗っていた同町松風3、会社員渡辺りえさん(20)の3人を死亡させた上、運転していた車を事故現場付近に放置してそのまま逃走した疑い。

 同署によると、今村容疑者は事故発生から約3時間後、自宅に徒歩で戻ったところを同署員に発見された。今村容疑者は職場から帰宅途中だったという。調べに対し、「居眠りをしていた。怖くなって逃げた」と容疑を認めている。

 また、同署によると、今村容疑者が帰宅した際の検査で、呼気から酒気帯びとなる基準の1リットル当たり0・15ミリグラム以上のアルコールが検出された。同署は今村容疑者が酒を飲んだ状態で運転していた可能性があるとみて調べている。

 道央農協の谷口則明総務部長は「重大事件として重く受け止めている。詳しい状況が分かり次第、被害者の方々におわびをしたい。誠意を持って対応していく」と話している。

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