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県警本部長が県議会で謝罪　警官の飲酒運転　山形

　山形署の巡査長が酒気帯び運転の疑いで逮捕された問題で、堀金雅男山形県警本部長は８日、県議会６月定例会の予算特別委員会で「（昨年２月の飲酒運転撲滅を目指す）条例制定後、３人の警察官が飲酒運転で事故を起こした。県民に申し訳ない」と陳謝した。

　堀金本部長は飲酒運転の防止対策として、職員へのアルコール検知器の配布や、４時間以上の飲酒自粛などガイドラインの策定に取り組んできた経緯を報告。その上で「山形署の特別監査を近日中に実施し、県民の利益のために働くという自覚を促したい」と述べた。

　吉村美栄子知事は「県民に深くおわびする。飲酒運転という軽率な行動により、行政に対する信頼は一瞬にして水泡に帰す。信頼回復に全力を挙げたい」との談話を発表した。

2009年07月09日木曜日

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