意見広告のキャッチコピーを考える事務局メンバー=大分市豊饒の「みんなの家」
戦争の放棄をうたった憲法9条を守るため、市民グループ「赤とんぼの会」(宮崎優子代表世話人)は今年も8月15日の終戦記念日に合わせて、大分合同新聞など5紙に意見広告を掲載する。27回目となる今夏のキャッチコピーは「何度でも訴えます 武力で平和は築けません―子どもの未来はおとなの責任―だから憲法9条」。賛同者を募っている。
赤とんぼの会が最初の意見広告を出したのは1983年夏。「声を上げることで世論が生まれる。小さな声もたくさん集まれば大きな声になる」。単なる“宣伝”ではなく、誰でも気軽に参加できる意思表示の場となることを目指した。
「憲法9条こそが国際貢献です!!」(94年)、「有事って戦争よっ! もうゆずられない憲法9条」(97年)、「戦争する国の仲間入り、ぼく、いやだ!」(2004年)…。広告の柱となるキャッチコピーには毎年、その時代の背景や情勢を反映させてきた。
今夏も事務局メンバーが何度も会合を重ね、「09年ならではのフレーズ」(関係者)を検討。
世界各国で地域紛争が後を絶たないことや、多くの国々が軍事力を強化している現状を憂慮し、「今こそ憲法9条の理念を世界に発信すべき」との思いを込めた。
昨年は県内外の3376人が賛同し、広告に名を連ねた。宮崎代表(60)は「平和は与えられるものではなく、自分たちでつくるもの。一人一人の行動で大きな意思を示したい」と話している。
広告費は1口1000円。31日までに郵便振替(「赤とんぼの会」 01540―0―12160)で受け付けている。
問い合わせは大分市豊饒の「みんなの家」(TEL・ファクス共用=097・545・3134)、または事務局の日高礼子さん(TEL090・1166・4218)へ。
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