「韓国併合」100年市民ネットワーク
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100年ネットに寄せられた賛同メッセージです。
今後も皆さまからのメッセージをお待ちしています。
(敬称略)

52.亀田 博
みなさん、はじめまして
 1920年代の日本列島と朝鮮半島、東アジアで活動していたアナキストたちの研究をする過程で、韓国において後に「自由共同体研究会」を発足させる方々との交流を得ました。それまでは韓国訪問をする機会もなく語学も含めて(未だですが)学んでませんでした。また10代の青年の兵役を拒否する意思表明をもとに東京とソウルで支援と交流をすすめました。それから9年になります。
 百年以上の前の長い歴史でいえば秀吉の大軍を派遣しての戦争と侵略、また近代の甲午農民軍への日本軍によるジェノサイドも含めて侵略の事実があったことは確認し、より学ばなければならないと思います。
 一方、1900年代に亜州和親会への朝鮮の活動家の参加、アン・ジュングンの行為に対して、社会主義者幸徳秋水が感動し漢詩をよんだこと。その幸徳秋水の影響を受けたシン・チェホがアナキズムの立場を選択したという社会主義者、「民衆」のつながりが存在していたこともまた歴史において事実です。
 幸徳ら日本の社会主義者24人に対して死刑判決が天皇を頂点とした国家によってくだされたことも事実であり朝鮮へのより強固な侵略直前のことでした。その過程で著名ではなくても多くの韓国や日本のアナキストたちが連帯し交流の活動があります。
 1922年の信濃川事件(中津川事件)の調査に赴いた活動家に朴烈やギロチン社の中濱鉄(後に大逆の意志を持つが別件で死刑判決を受ける)が居ました。
 韓国の大統領府からは独立し活動年限がある政府委員会として発足した「真実と和解のための過去事整理委員会」にこの数年、文献の提供と教示をすることで協力してきました。この間、山梨県の「生涯学習推進センター」主催のシンポジウムに呼ばれ山梨と韓国をむすぶ人物として金子文子、朴烈のことを伝えてきました。先にあげた「自由共同体研究会」の会員と共に朴烈の故郷であり金子文子の墓碑があるムンギョン、またソウル、東京、山梨にてシンポジウムを開催してきました。これらの交流は過去とされた歴史の事実、隠された事象を明らかにすると共に、東アジアでこれから人々のつながりがどのように模索されるのかという問いも含めての内容でした。その過程で在日コリアンの友人を得ることもできました。
 この10年近くのこれらの経緯が部分的であれ、本企画の趣旨につながることであったことは、他の発起人のみなさんがそれぞれの領域で思ってきた、感じてきたこと同様であると思います。
 国家を支配する政治や経済に規定されることなくあらたに、この地域での民衆のつながりが模索されることを望み発起人に加わります。

参加している研究会
 初期社会主義研究会
 中西伊之助研究会
 同志社大学人文研嘱託研究員
 『トスキナア』編集委員

09年著作刊行予定『金子文子、朴烈の生き方』 論創社
主な共著編著
 『日本アナキズム運動人名事典』04年 ぱる出版
 『隠された大逆罪 中濱鉄』07年 皓星社発売元
 『山梨学講座4 日本とアジアの架け橋になった人々』
 「日本と朝鮮を結ぶ金子文子の思想と活動」06年
 『金子文子わたしはわたし自身を生きる』鈴木裕子編、年譜執筆06年
 『彷書月刊』金子文子特集号「金子文子のまなざし もうひとつの大逆事件」
 「事典」作成時のデータ・アップ http://members2.jcom.home.ne.jp/anarchism/index.html
 シン・チェホに関しての項目 http://d.hatena.ne.jp/futei/20080101 
 この夏の韓国旅行、画像アップ http://yamanohon.exblog.jp/m2008-07-01/

趣味の領域では山歩き専門誌にソウルの山歩きや韓国との交流に触れたエッセィを書いています。
 季刊『山の本』白山書房 連載中「読書三到」 http://www.kt.rim.or.jp/~hakusan/yama-zaiko.shtml

安重根(アン・ジュングン)への死刑判決報道、伊藤狙撃への幸徳秋水の漢詩
http://seoul1919.exblog.jp/10879296/

51.地の声
 日韓併合に大きな役割を担った日本の仏教界。100年を迎えるにあたり、その実態と責任を明らかにできればと思っています。ともに頑張りましょう。

50.鶴見 俊輔(哲学者)
 「韓国併合」を、おそくなっても、私は悔やみ続けます。

49.岩佐 英夫(弁護士)
 田母神発言と「韓国併合100年市民ネット」
 08年10月25日の設立総会から3ケ月。この短い期間に重要な動きが次々と起こっています。10月31日の田母神発言発覚。自衛隊をイラクからは撤退させたものの、インド洋上給油に加えて、「海賊対策」を口実に急浮上したソマリアへの自衛隊派兵拡大の動き。アメリカのオバマ新大統領就任。これらの動きが深いところでどう関連しているのか、しっかりと見抜くことが重要と思います。とりわけ、「日本が侵略国家であったというのは濡れ衣」とする田母神発言の虚偽・欺瞞性に対して、どう徹底的に事実をつきつけて反論できるのか、私たちひとりひとりの「歴史認識」が鋭く問われています。
 第2次大戦の直接的な生々しい戦争体験の記憶を語れる人は、いまや70代以上のごく一部分です。ましてや、「被害体験」は語っても、「侵略行為への加担」を具体的に語ることは自己との厳しい格闘と勇気が必要であり、しかも右翼からの攻撃にさらされ、大部分は深い沈黙の闇に閉ざされたままの今の日本。強制連行や従軍慰安婦問題の戦後補償問題では「時効」や「二国間条約」を口実に請求を斥け続けてきた日本の裁判所。12月8日の全国紙をつぶさに見ましたが、驚いたことに、太平洋戦争開始に関連する記事は「日経」と「毎日」だけ(「しんぶん赤旗」は特集記事)。しかし、「日経」記事は、ハワイ出身の日系三世エリック・シンセキ氏をオバマ次期政権の「退役軍人省」長官に任命したという「日米"和解"」をもちあげる記事に過ぎません。「毎日」は福岡県大川市と佐賀県境の筑後川にかかる旧国鉄時代の「昇開橋」の美しい夕景色の写真で、一見戦争には何の関係もない記事です。しかし、この橋は戦時中、軍事的にも重要な橋であり、突貫工事の最中、朝鮮半島から強制連行した労働者を次々と橋げたのケーソンのコンクリートの中に投げ込み"工事の安全を祈る"「人柱」にしたという悲惨な歴史が秘められていることを地元の古老からお聞きしました。こうした戦争責任の問題ときちんと向き合うことなしに、憲法9条が真の輝きを発信することはできないと思います。「市民ネット」は、この問いかけに真摯に向き合おうとする大切な運動体のひとつであり、全国的・国際的に広がっていることは素晴らしいことです。まず、すぐ身近にある加害の歴史の貴重な遺跡である「マンガン記念館」をなんとしても残したいという具体的課題の成功のために、ともに頑張りましょう。

48.山本 浄邦(浄土真宗本願寺派僧侶、憲法二十条が危ない!緊急連絡会事務局長)
 朝鮮半島と日本の真の友好には、やはり日本の過去の清算が不可欠です。これは、私たち、日本の宗教界、とりわけ侵略に積極的に加担した真宗教団にとっても同様です。日本の宗教界が朝鮮半島の人々に対して行った侵略行為を清算し、日本国家・企業にも侵略行為の清算を要求し、日韓・日朝の真の和解への道を歩むため、微力ながら、日本と朝鮮半島の民衆の連帯を目指すみなさんと手をとりあってゆきたいと思います。

47.木村 英人(長崎県日韓親善協会会員)
 心おきなく隣国の人と話ができるようになりたい。

46.蔡 鴻哲(「強制連行・強制労働犠牲者を考える北海道フォーラム」共同代表)
 私自身も、「強制連行者二世」として北海道フォーラムという市民団体で犠牲者の遺骨問題に取り組んでいます。この間、多くの未返還遺骨と出会い、また多くのご遺族と出会いました。また、今年2月には初めて民間によるご遺族への遺骨返還を実現しました。今を生きる者の責務として遺骨返還に取り組んでいますが、これは決して本来の責任ある日本政府と日本企業に「免罪符」を与えるものではなく、彼らに責任を果たせるため、民間の力で全国的なうねりを起こすための取り組みだと信じています。今回の皆さんの結成趣旨に賛同し、共に力を尽くして行きたいと思っています。

45.福林 徹(POW研究会)
 歴史の歪曲を許さず、歴史認識問題についての総決算を行い、日本と朝鮮半島の真の友好を打ち立てる大変良い機会になると思います。

44.森口 等(京都歴史教育者協議会事務局長、立命館宇治中学高校教諭)
 「他民族を抑圧する民族は、自らもまた自由ではありえない」(エングレス)ことは、歴史の重要な教訓であると考えます。歴史に学び、歴史を語る教師として、未来志向の歴史認識を育て、未来を創造する立場からささやかな一歩を踏み出したいと思っています。

43.青木 章(市民、京都市)
 「いつか将来、プサン→ソウル→ピョンヤン→北京→南京→ハノイ→ホーチミン→シンガポールへ、汽車で行きたいね」という、韓国の友人との約束を実現する一歩になると思うから。
 
42.橋本 宏一(日本国民救援会京都府本部事務局長)
 「ねっとわーく京都」08年11月号掲載の「反省と和解の市民運動」(仮称)発起人になってください!との呼びかけを読ませていただきました。運動の趣旨に賛同します。東アジアに平和、人権、民主主義の共同体を21世紀に実現したいと熱望していますので、積極的にこの運動に参加をさせていただきたく思います。そのためには、歴史の事実をしっかり確認し、その反省と教訓の上に、補償すべきは補償し、名誉回復すべきは名誉回復をして真の友好と信頼の関係が築けるのだと確信します。この運動をおおいに広げようではありませんか。

41.星野 ひろし(東京大空襲訴訟原告団団長)
 東京大空襲訴訟を通して、日本政府の加害責任、戦争による被害の実相を明らかにするため努力しています。日本政府の戦争責任を問い、歴史の真実を明らかにし隣国韓国・朝鮮への謝罪と和解の道は、日本と東北アジアの平和にとって重要な課題です。

40.長田 満江(憲法9条の会つくば共同代表)
 過去の戦争に対する反省もなく、侵略したアジアの人々へのきちんとした謝罪も戦後補償もないままに60年以上を過ごし、今、再び憲法9条を否定し、日本を戦争の出来る国にしようとする勢力に立向かうため。

39.花井 よしたく(朝鮮半島の統一を願う茨城の会代表)
 「韓国併合100周年」大会を成功させ、これを機に、半島の統一を実現させてアジアの平和構築のために、日本人民は先頭に立とう。

38.近藤 ゆり子(9条の会・おおがき 世話人の一人)
 中部地方にも、韓国との和解・民主化の闘いの交流を進めている団体・個人がたくさんあります。

37.村岡 到(ロゴス 編集者)
 韓国のことを考えるようになったのは、1965年の日韓条約反対運動のなかでです。ニム・ウェールズの『アリランの歌』に強い印象を与えられました。しかし、その後、日韓連帯運動を主に活動することはありませんでした。平和の創造のためには、隣国である韓国との友好は欠かせません。現在、『もうひとつの世界へ』という小さな雑誌を発行しています。10月1日に発行される第17号には、この運動の呼びかけ文を転載しました。
 大したことはできませんが、末席に座らせていただきたく。よろしくお願いします。

36.小倉 志郎(横浜市民)
 平和をつくるためには近隣諸国との友好関係を強固なものにすることが一番確かな方法だと思います。その意味で、「韓国併合」100年市民ネットワークの意味は大きいと思い参加します。国家予算を使ってでも、日本と朝鮮半島の若い人々の交流を盛んにすることを提案します。

35.光延 一郎(カトリック司祭・上智大学教授)
 キリスト教の立場から、民族の間のゆるしと和解のためになにかしたいと思っております。できれば、将来、ドイツのASF(「償いの証」:戦争被害を与えた国で、償いのしるしとして若者などのボランティア活動を行う)のような活動を日本でもできればと願っております。

34.谷島 光治(東京都民)
 私は、何の役にも立たない老人ですが、戦前戦後を通して韓国・朝鮮の人たちを差別し続け、それを知りながら何もしないで過ごしてきた事が残念です。今からでもできるだけの事をしたいと思っています。

33.松岡 宥二(新運転・運転者ネット、東京都)
 日雇い運転者の非正規雇用労働者の運動をしている松岡です。私たちも、あらゆる差別と闘っている労働者として、発起人に参加させていただきます。

32.近藤 光男(「『君が代』強制解雇撤回裁判」控訴人、「東京君が代裁判」原告、「平和教育を進める会」事務局員)
 この度発起人の末席に加わらせていただきます。多くの活動は無理かも知れませんが、出来るだけのことは協力いたします。

31.池辺 幸惠(平和のピアニスト、西宮市)
 わたしもかねてより、ピアノ演奏とスライドショーとをあわせて、平和と戦争反省のメッセンジャーの演奏活動をしています。韓国バージョンでは、アリラン変奏曲を作曲して、スライドでは、韓国・北朝鮮の風物と、日韓のこれまでの長い友好と敵対の史実を伝えております。そして再び、日本との真の友好を取り戻すために、日本のすすむべき道を示しているつもりです。ですから、このような具体的な動きが、民間から出てきたことはとてもすばらしいと思います。そして、いつかは韓国と北朝鮮との融合をと願い、その前に、かつての日本侵略戦争を心から詫びて、かつての強制労働や慰安婦の方々の一人一人への個人補償を日本政府はすべきだと思っています。 (北朝鮮にもね・・・)そうできるには、日本がアメリカのくびきをはずし、憲法9条を活かして、世界に平和の国日本であることを、名実ともに宣言し、実行していくべきであると思っています。○関西で動かせていただきます。^^

30.東本 高志(「平和への結集」をめざす市民の風運営委員、大分市)
 「21世紀の日本の針路と日韓・日朝関係について」の「強い危機感」を共有するとともに「私たちは、日本と韓国・朝鮮の人々がこの100年の歴史をふまえて、相互に深い信頼の関係によって結びつくこと、この信頼の下で、これまでの国家の論理を超え、人類の普遍的な価値に基づく国際連帯の市民社会を創造すること、これを東アジアで実現することを目指すべきであると考えます。このために、今から、『韓国併合』100年の『反省と和解の市民宣言運動』を日韓両国で展開したいと思います」という本会の運動の趣旨に強く賛同します。

29.足立 史郎(東京大空襲訴訟原告団事務局長、東京都)
 被害者への謝罪と補償の立法化、補償の実現へ、真相調査、被害実態公表、若い世代の歴史教育を充実させたい。

28.外間 喜明(宮良英加を広める会、相模原市)
 弁という堅苦しいものではなく、僕のふるさと沖縄は、戦前には「朝鮮人・琉球人お断り」と、被差別の歴史を共有しています。また、強制連行されたり、従軍慰安婦として沖縄戦で無念の死を遂げた方々も少なくありません。日韓併合以来の過ちを清算して、未来に向かって新しい日本と韓国・朝鮮の関係を築くことは、一人の人間として絶対に必要と思います。僕は今、「戦争のない時代に生まれたかった」という言葉を残して、19歳で沖縄戦に殺された博愛の宮良英加さんを全国に広めて、戦争のない日本にしようと呼びかけています。この運動と国際連帯の市民社会の創造をめざす運動と、連携してやっていけると確信します。
 提案:南大門の再建に連帯して取り組もうと、我が国でも歴史学者・幅広い市民がカンパなどをやっていますね。一日本人として贖罪の気持ちも込め、僕も貧者の一灯に加わりました。その運動とも連携してやっていきたいものです。

27.青柳 行信(NGO人権・正義と平和連帯フォーラム・代表、福岡市)
 共に日本と朝鮮半島の真の友好と未来を切り開いていきましょう。

26.佐藤 和之(労働者ユニオンLIAF執行委員、川崎市)
 まずは、2010年に向けて頑張りましょう。

25.貴谷 麻以(市民、松江市)
 私が生涯かけてしたいことは、ただひとつ、アジアのひとたちが手を結び(ヨーロッパがしてきたように)人権を国を越えて地域全体で守れるようにすることです。そのために現実を見つめ、一歩でも多く前へ進むためにこの運動に賛同いたします。

24.冨田 杏二(東京都民)
 高校教科書に於ける沖縄戦集団自決の歴史認識の歪曲が話題となったが、日本に於ける歴史認識は未だに権力によるご都合主義にとらわれているものと理解せざるを得ない。韓国併合100 周年を契機に、日本が犯した醜い国家犯罪を正しく認識し、日韓両市民にとって素晴らしい未来を築く為の場として活用できればと念じながら同席させて頂きます。

23.ヨーコ・カワシマ・ワトキンス(Yoko Kawashima Watkins、作家、アメリカ)
 発起人メンバーにさせていただいて光栄に思います。日本政府がしたことを罪のない私達がすることは日本政府に対して反感を覚えますが、私達平和主義者が小さくても手をつなぎ、反省して謝罪すれば政府も動くことになるでしょう。小さな水の一滴がやがて大河となるように。お互いに憎しみをこえて親切と愛を行った方が平和が来ると信じます。もし、私が生きておれば、日本で行われる平和行進に合流したいと思っています。

22.稲葉 奈々子(茨城大学教員)
 移住労働者と連帯する全国ネットワークで移住者が日本で直面する差別の問題にとりくんできましたが、歴史的な問題を解決することなく、差別の問題が解決されることはないと思い、ネットワークを支持するしだいです。

21.彦坂 諦(作家)
 民族として「日本(やまと)民族」に属するわたしたちにとっては、過去の100年という時間のなかで(発起人依頼文にあるような)「何が起きたか」ではなく、わたしたちとおなじ民族に属する、わたしたちに先行する世代のひとびとが、朝鮮半島という名の土地に暮していたひとびとに対して「なにをしたのか」こそが問題であり、そういった数々の行為の「何が知られずに放置されてきたのか」ではなく、「なにを」「どのように」わたしたちは知らないまま「放置してきたのか」、それこそが、いま、わたしたちに問われている、いや、突きつけられていることなのではないでしょうか。
 ほんとうは、わたしたちは、63年前にこのような運動をおこさなければならないはずだった。そうは、しかし、なしえなかった。その事実に対する痛切な反省を出発点として、この運動にかかわりたいと思っています。遅きに失したとはいえ、いま、この時点で、このような運動をおこそうとしているかたがたのこころね(心根)に深く共感します。
 そしてまた、呼びかけのなかでも触れられているように、いま現に活動している「多種多様な」「市民ネットワーク」と、それぞれの運動の独自性を尊重しつつ、「共通の争点」が発見されたばあいには「機敏に反応し、連携」しあえるように、この運動を進めていけるようにとねがっています。

20.白 龍奎((株)PCM代表取締役、北東亜AUTO TOURING交流会会長、大阪市)
 「反省と和解の市民運動」に賛同します。歴史問題、領土問題などで困難もたくさんありますが、
ともに悩み、耐えて、相互理解と努力によって、新しい時代を切り開いていかなければならない、これが現実だと思います。

19.池田 豊(NPOねっとわーく京都21理事長)
 歴史を振り返らない日本人、歴史を語らない日本人、そして未来を語れない日本人。私事ではありますが、金一志と共に生きるようになって、韓国の伝統舞踊、文化に親しみ、北東アジアの文化的共通性を実感し、学ぶうちに、そんな日本人にあらためて気づき、それは、何時からだろうと思うようになりました。
 そこで「反省と和解の市民宣言運動」について。歴史認識の問題から導き出される市民運動の方向性としては正しいと思いますが、具体的な運動論上の構築をどうするかはよく深める必要があるのではないでしょうか。歴史を科学的に振り返り、その上に立って歴史を語る人が残念ながら一般的な市民ではないのが現状ですし、運動論として「反省と和解」を出発点とした運動から組み立てるのは、市民的な規模の運動とするには、よく議論する必要があるかもしれませんね。
微力ではありますが参加させていただきますので、よろしくお願いいたします。

18.近藤 憲治(北海道新聞記者、網走支局)
 網走にいるので、道内での足場になれるかどうかは未知数ですが...、協力させて頂きます。どんな取り組みができるかですね。

17.寺尾 光身(名古屋工業大学名誉教授)
 敗戦後63年を過ぎた今なお、アジア侵略に対する明確な謝罪と被害者に対する補償を行っていない日本を、日本人の一人として大変恥ずかしく思い、また申し訳なく思っています。これまで戦後補償問題に関わってきましたが、これからも関わり続けてまいります。21世紀を平和な世紀にするには、国境を越えた市民同士の連帯が不可欠です。

16.安藤 洋(「九条遺言」をすすめる会・世話人)
 趣旨に全面的に賛同し、発起人を引受けさせて頂きます。いつの日か必ずやらなければならない「反省と和解」だと、ソウル生まれの自分の体験上、個人的には考え続けてきたのですが、あの世に持ち込むことなく解決のお手伝いが出来るのは、みなさまのお蔭です。この上なく悦ばしいことです。その辺をご理解頂くために、今年の8月15日を記念して設立したばかりの「九条遺言をすすめる会」の、一文を添付させて頂きます。遺言と自分史の組み合わせで、「9条の会」の多細胞分裂的なヨコ系列の拡大にクロスさせながら、家族を中心にしたタテ系列の「永遠の一票運動」を起こそうという新しい試みです。この自分史の処で、私の朝鮮=韓国に対する思い入れに触れていますので、駄文ですがご一読ください。

15.金 正勲(韓国・全南科学大学副教授)
 「反省と和解の市民宣言運動」の趣旨に同感します。真の韓日交流となれば何よりでしょう。

14.伊藤 丈志(沖縄大学教員)
 たいした力にはなれないかもしれませんが、ご一緒できればと思います。

13.柳沢 典子(主婦)
 歴史を正面から捉え権力者に振り回されないように話をしよう。どの国の人も穏やかに仲良く生きていきたいという価値観は変わらないはず。

12.徳岡 宏一朗(弁護士・関西学院大学教授)
 平和の世紀であるはずだった21世紀が20世紀以上の戦争の世紀となろうとしている今日、北東アジアの平和は世界平和の第一歩です。北東アジアの平和のために、我々日本と韓国の、日本が過去に行なった植民地支配と侵略戦争に真正面から向き合い、真の意味での友情を育むことは非常に重要であると確信し、発起人となるものです。

11.李 修京(東京学芸大学教員)
 侵略は決して美化できません。過去の事実を確認し、社会や時代状況を背景に韓国と日本の関係はますます複雑に絡み合っています。過去は過去。現代の人はその過去の事実を潔く認め、未来志向の友好関係に支障が出るような愚行はしないようにすべきです。国際化時代における孤立の影響は多くの市民が受けるようになります。その愚行で民間人の草の根交流に支障が出てはいけないと思ったので発起人になろうと思います。

10.本庄 豊(立命館宇治中学校・高等学校教諭)
 日韓の真の連帯のために何ができるかを模索しています。

9.平野 慶次(京都市民)
 在日の友人も幾人も居り、親近感があること。母が、敗戦後、平壌からの帰国者であること。子ども時代から様々な話を聴いたり、アリランを口ずさんだりしていました。
大人になってから、特に今世紀には、アジアに学ばなければいけないという思いが強くなり、改竄される歴史にも腹立たしい思いがあり、ジュニア日本文化検定を巡る裁判には、原告団に加わるなどしています。
 すでに発起人になられているみなさんの中にもこれまでに色んな活動を一緒にしてきた仲間や先輩も居られ、ここに是非名を連ねたいと感じたのです。よろしくお願いします。

8.鍬野 保雄(ストーンウォークコリア'07参加者)
 下関市に生まれ、小さい時から在日コリアンを見て来ました。この国の民族差別に自分も染まりながら、それを克服するのに時間がかかりました。在日コリアンを通してこの国の歴史を感じとり、韓国へ渡り様ざまな出会いを通して、この国が隠したい歴史の事実を知ることが出来ました。
 下関市はプサン市と姉妹都市であり毎日フェリーが就航しており、市民は簡単に韓国へ渡ることが出来ます。今、韓流ブームでしょうか、ハングルを学ぶ市民も増えています。かつて大陸侵略の玄関口であった下関市はまだまだ偏見差別が残る所でもありますが、若い世代から少しずつ偏見差別はなくなってきているのではと思えます。
 しかし過去の歴史事実を否定するような教育長が出てきており、油断するとまたもや変な教育がなされかねません。
 百年目の意味を多くの日本人が考え合えるような場を各地でつくれたら良いと思います。そうして各地方議会や行政が変な方向に行かないように市民としてしっかり監視していくべきと思うものです。
これから求めるべきは日本と韓国・朝鮮の和解だと思います。市民がそれを求めることに大きな意義があると確信します。
 身近な人々にもお知らせしたいと思います。パンフが出来たらお送り下さい。どうぞよろしくお願い申し上げます。

7.伊藤 莞爾(写真の会パトローネ編集)
 2007年4月29日より、6月15日まで、日韓の実行委員会は、ストーンウオーク・コリアを釜山から板門店まで行いました。さらに、6月25日まで、非武装地帯をバスで移動しながら、金剛山で平和集会を行いました。「UNKNOWN CIVILIANS KILLED IN WAR」「謝罪と友好平和のために」を日韓両国語で刻んだ1トンの碑石を人力で引きながら各地で歴史の学習と交流を行ってきました。それ以来、様々な交流をおこなってきました。沖縄・済州島(4・3記念集会)への日韓平和学習ツアー、ハプチョンでの原爆被爆者との交流、関東大震災の写真展などなどです。
 東北アジアの平和のために、日韓市民の交流がさらに発展することを望みます。

6.朱 文洪(在日大韓基督教会小倉教会牧師)
 「韓国併合」は永い両国の歴史で致命的な出来事だと思います。絶対天皇制への回復を目指す保守政治の動きに、植民地政策の産物「在日コリアン」の居場所が脅かされています。誤った歴史を正し、共存共栄を築くのは現代に生きる我々の責務だと思います。貴市民ネットワ−ク運動に賛同します。

5.中田 光信(日本製鉄元徴用工裁判を支援する会・関西事務局)
 十分お役には立てませんが、発起人に加えていただければ幸いです。ノーハプサ訴訟(韓国人靖国合祀取下げ訴訟)や在韓軍人軍属裁判のメンバーにも呼びかけていきます。今後ともよろしくお願いします。

4.吉川 ひろし(千葉県議・無所属市民の会)
 主旨に賛同します。発起人として末席に連ねて下さい。

3.伊藤 ゆりえ(立命館大学学生)
 隣国であり密接な関係にある朝鮮と日本間で、歴史認識が大きく異なっていることは、今後も関係を深めていく上で、見直さなければならない課題だと思います。

2.古川 雅基(在韓軍人軍属(GUNGUN)裁判を支援する会事務局長)
 植民地支配のスタートとなる乙巳条約から100年の2005年に日韓共同ドキュメンタリー「あんにょん・サヨナラ」を制作しました。次は韓国併合100年の2010年に向けて何をするか思案中です。何か大きな渦を作り出しましょう!※GUNGUNのニュースでもPRさせていただきますね!

1.豊田 義信(鎌倉市民、平和つむぎ所属)
 近現代日本の侵略史を学び、一つのアジアを目指しています。
 ●祝 鎌倉市平和都市宣言50周年(日本初)●
 ●2010年 あんぽ条約50周年改定でなく平和条約でいこ●