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阪神、緊急コーチ人事も…きょうから運命の9連戦

早くも自力優勝が消滅した真弓阪神。首脳陣にもフロントのメスが入る?

◆ 上位浮上の兆しなければ…若手登用も!南球団社長が明かす ◆

 自力優勝が消滅した阪神・南信男球団社長(54)も球宴までの9連戦で上位浮上の兆しが見えない場合、後半戦では来季を見据えた若手登用を真弓明信監督(56)に提案する考えを示唆した。さらに球団内では若手育成への方針転換と並行して緊急コーチ人事の検討にも着手したことが分かった。

 自力優勝が消え、借金12を抱えた5位。首位の巨人とは17差、3位の中日にも11差と背中が遠い。リーグ優勝が絶望的なだけでなく、CS進出さえも危うい現状に追い込まれた。

 球宴まで残り9試合は中日、巨人、ヤクルトという上位球団との直接対決。そこで巻き返しへの、少なくともCS進出の可能性を示せなければ厳しい現実が待っていることが予想される。

 74試合を消化した。昨季は50勝23敗1分けで首位を快走していたチームが、今季は29勝41敗4分け。30勝にも到達していない。同じく防御率は昨年同時期の3・08から3・18へ。打率は・283から251へ。勝てない要素はきっちり数字に表れている。

 前半戦残り9試合における“見極め”の対象は選手だけではない。球団内では真弓監督を支えるコーチ陣について1、2軍の入れ替えを含めたテコ入れが検討されていることも分かった。

 シーズン途中では異例の緊急コーチ人事に踏み切る可能性もある。低迷を続ける虎が岐路に立った。

[ 2009年7月14日付 ]

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