ツーショット写真

2009-07-12 15:24:10 テーマ:海賊対処
更新が滞っておりまして申し訳ありません。
性質の悪い夏風邪にやられてダウンしておりました。
皆様も気をつけてください。

さて、以前の記事「笑えるニュース 」でピースボートがソマリア沖において海自護衛艦による護衛を受けたというニュースを書きましたが、なんとその際のツーショット写真が出回ってます。
(コメントで海族様より教えていただきました。)


写真の流出?元は、大石英司氏のブログ「大石英司の代替空港 」です。
大石氏が「私はこの写真が2ちゃんを含むありとあらゆるネット上でばらまかれて、広く国民に知られ、防衛省がきちんとした形(とサイズ)で、鮮明な写真を公開することを、納税者として強く求めるものです。」とコメントしているので、転載させて頂きました。

写真自体は、海自が某所でヒッソリと公開しているものをデジカメで撮影したもののようです。
海自が表立って写真を公開していないのは、さすがに大人気ないと思ったからでしょうか?

写真が鮮明でなく、ハッキリとは分かりませんが、艦番号からするとDD-106さみだれのようです。
護衛にあたっては、ツーショット写真が撮れるほどに接近する必要性は無いので、この位置は完全に撮影用ですね。
しかも、艦尾に艦載ヘリが写っているところを見ると、撮影された艦艇からではなく、わざわざ派遣されている別の艦艇DD-113さざなみからヘリを飛ばして撮影したことになります。

以前の記事で、今回のピースボート参加者に対して、海自による護衛を受けていることをしっかり説明してもらいたいと書きましたが、そんな必要なかったですね。
彼らは、世界の現実を、その目でしっかりと見たわけですから。

広報に使える写真として、コレ以上のものはそうないでしょう。
今年度版の防衛白書の表紙がまだ差し替え可能であれば、コレにしては如何でしょうか?

コメント

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1 ■サイレントネイビー

失礼します。

すいません前回のコメントの名前を間違えました「海賊」ではなく「海族」ですm(_ _)m

>ツーショット写真>公表

海賊対処関連の写真ですが、もし警護船舶が一緒に映り込んでいたら、警護依頼してきた船舶の船主の許可が必要なようで(法的というよりはマナーとして)なかなか難しいモノがあるようです。

まあそれでも今回の写真ってかなり意図的ですよね。撮影対象と写真の端の隙間のバランスは明らかにプロが撮影したそれですし。その構図たるや・・・・かなり司令か更にその上の司令官級の意志を感じます。


さて今回の活動も、第2陣が日本を発ち(1陣が帰国するまで1月以上掛かります)この活動も長くなってきましたが・・・・海自HPを見れば分かりますが、現地の写真らしい写真は出ていません・・・・それに対して警備で参加している・・・陸自・中央即応集団のHPは展開するジブチの基地の写真を派手に掲載しています・・・これも文化の違いですかね・・・こんな所も「サイレントネイビー」である必要はないと思うのですが・・・

2 ■Re:サイレントネイビー

>海族様
お名前の件は、そうじゃないかな~とは思いながら、別の方だったら不味いなと思い、そのまま書いておりました。
本文記事は修正しておきました。

そんなマナーがありましたか。海関係は歴史が古い分、慣習も多いですね。

本文記事でも書きましたが、完璧に撮るつもりの写真ですよね。ピースボートが抵抗?しなかったのか気になります。

広報に関しては、海自が消極的というより、陸自が積極的なのではないでしょうか。
地域に根付くことを意図した積極広報の姿勢がこう言うところでも出ているのだと思います。
イラクの時も空自とは大分差が有りましたから。

ですが、どちらを見習うべきかと言えば、陸自を見習うべきなんでしょうね。でも、広報も大変ですし、今回はそれこそ海幕から担当を派遣して乗艦させても良かったかもしれません

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