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NIKKEI NET

F22追加調達、条項反対の法案提出 米大統領の書簡受け

 【ワシントン=弟子丸幸子】日本が次期主力戦闘機(FX)の有力候補に据える米最新鋭戦闘機F22を巡り、レビン米上院軍事委員長(民主)は13日、オバマ米大統領から「F22の調達を支持するいかなる法案にも拒否権を発動する」との書簡を受け取ったと明らかにした。これを受け委員長は、F22の追加調達を求める予算関連法案の条項に反対する法案を提出した。

 大統領が問題視したのは2010会計年度の国防予算権限法案。これに盛り込まれたF22の追加調達条項について大統領は書簡で「我々にF22は必要ない」と言明。「F22の生産を停止する我々の要望を承認するよう要請する」と強調した。

 レビン委員長は軍事委の共和党筆頭理事を務めるマケイン上院議員とともに、同条項を削除する超党派の法案を提出。オバマ政権の方針に民主・共和両党の軍事委トップが足並みをそろえた。 (12:30)

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