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だから私は信じたい 

驚きました。
前項目”辛かった一日”を更新したのは昨夜というより、もう早朝という時間でしたのに、たくさんのコメントをいただいていました。
本当にありがとうございました!
すごい読書量で、作品名を言い当てられた方もおられます。
タイトルを教えてくださいとおっしゃる方も。

でもやはりタイトルは書かないことにしようと思います。ごめんなさい。
その作品の男たちに苦しみがもっとあったら、書かせていただいたと思うんですが。

ストーリーの中で、これからそんな目にあうという少女の父がたまたま集団の中にいた時だけは愛も存在してたようですが。
でもその男だって、ではそれが自分の娘じゃなかったら、他の男たちと同じだったろうと思うんです。
そこがまた辛くてね。
身勝手だと思えてね。

現実の世の中には、残酷さとともに愛が必ず存在するというコメントもいただきました。
私もそう思うから生きていられます。
愛があれば苦悩が生じると思う。
生きるにはいろいろ罪なこともしなければならない現実の中で、愛ある人ほど苦しむと思う。

漫画の中で少女を虐待していたのは、愛を全く持たない権力と男性集団なのだと思うことにします。
もしかしたら、昔も今もそういう状態は存在するかもしれません。
そういうコメントもいただきました。私もそう思います。
極端じゃないケースならいたるところにあると思います。
小さな権力でも。不文律で。いろいろ理由をこじつけて。

でもその中で必ずいるはずだと信じたいんです。
権力構造により自分も虐待に加わりながらも、激しい苦悩にのたうちまわり気が変になってしまった人が。
そこまで苦しむ人が。
気が変になるまでの人が。

そういう人がいると信じたい。





[ 2009/07/14 15:08 ] 未分類 | TB(0) | コメント(-)
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プロフィール

Author:茶木ひろみ
(本名は現在非公開とさせてください)
1956年4月16日牡羊座
兵庫県神戸市生まれ
コーヒーとバタートーストとチョコレートケーキと麺類が好き。

職業は謎の漫画家。
幼少の頃から世界は恐怖と愛でできていると感じ、その矛盾を受け入れる生き方を続けている。
現在も描き続けている「銀の鬼」シリーズは、その矛盾がテーマとなっている。

ピアフやアダモをBGMに原稿を描くのが最高の幸せ。

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