2009年 7月 13日 着うた違法配信　岡山市の会社役員逮捕 △▼ 携帯電話向けの音楽配信サービス、「着うたフル」を装って、大塚愛さんなどの楽曲を違法に配信したとして岡山市の会社役員２人が著作権法違反の疑いで警察に逮捕されました。逮捕されたのは岡山市北区問屋町のサイト運営会社、エーアールケイの社長、隅川雅樹容疑者（３５）ら役員２人です。警察によりますと２人は、運営していたサイト、「着うたキングダム」でおととし１２月から去年９月まで大塚愛さんなど人気歌手の楽曲４曲を無許可でダウンロードできるようにして著作権を侵害した疑いです。このサイトでは今年４月の時点で約６０００曲が公開され、約１０万５０００人が会員登録していました。警察の調べに対し２人は「無許諾で運営したことは間違いない」などと容疑を認めているということです。警察によりますと携帯電話の音楽配信で業者が摘発されたのは全国で初めてということで警察は他の役員２人も犯行に関わっていないか調べています。 高松市消防がパチンコ店を特別査察 ▲▼ 今月５日、大阪市のパチンコ店で２３人が死傷した放火事件を受け、１３日、高松市内のパチンコ店で消防の緊急査察が行われました。このうち高松市春日町のパチンコ店には高松東消防署の署員２人が立ち入り、障害物が避難経路をふさいでいないか、非常事態の発生時に従業員が避難誘導に当たれるよう役割分担ができているか、などを確認しました。今月５日に大阪市のパチンコ店で発生した放火事件では男が店内にガソリンをまいて火を付け、４人が死亡、１９人が負傷しています。この日の査察で店に不備はなく、高松市消防局は今月中にも管内にある全てのパチンコ店、４７カ所を査察することにしています。 高松で今年初の猛暑日 ▲▼ １３日、岡山、香川の各地で今年、最高気温を記録しました。高松市では３５度を超え、今年初めての猛暑日となりました。気象台によりますと、１３日の瀬戸内は南から暖かく湿った空気が流れ込み、日差しもあったため、ぐんぐん気温があがりました。岡山市が３４．６度、倉敷市が３３．９度と各地で今年の最高気温を記録する中、高松市では正午過ぎ、３５．４度となり今年初めての猛暑日となりました。市中心部の交差点では日傘をさしたり冷たい飲み物を手にしながら、歩く人の姿が見られました。気象台によりますと１４日も、１３日と同じくらいの暑さになるということです。 警察官の似顔絵作成講習会 ▲▼ 犯人逮捕の有力な手掛かりとなる似顔絵作成の講習会が現職の警察官を対象に岡山西警察署で開かれました。警察官４０人が参加した講習会では、美術の講師から立体的に絵を描くための明暗の付け方や、人間の骨格を理解して顔のパーツを描くことなどより写実的に描くポイントを教わりました。似顔絵捜査は、目撃者の記憶をいかに引き出すか、そしてそれをいかに忠実に絵で表現するかという２つの技術が必要となります。岡山県警では今年に入って１１２件の捜査で似顔絵を作成しており、そのうち１２件で似顔絵がきっかけとなって検挙に結びついたということです。 温室メロン品評会 ▲▽ 岡山市北区、足守地区の特産品、温室メロンの品評会が岡山市役所で開かれました。出品されたのは、足守地区の農家１２戸で温室栽培されたアールスという品種のマスクメロン、２４点です。この品評会は、温室メロンの栽培技術と品質の向上を目指し、岡山市などが毎年開いています。審査員６人が、網目模様の美しさや果肉の厚み、糖度などを審査していきました。今年は、４月、５月に雨が少なく、気温も高かったため、糖度も高く、出来は上々ということです。また会場では、市価の３割程安く１玉２０００円で販売も行なわれています。メロンは限定１５００玉で１４日も販売されます。