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No.45 |
2009/05/12(火) 15:42:30 |
14河津英里 |
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朝日新聞記事について |
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ご無沙汰しております。14の河津です。 先日、朝日新聞宮崎総局から私が勤務する済生会熊本病院へ【宮大出身研修医の研修ぶりについて】取材したいとの申し入れがあり、病院として取材を受けましたところ、取材内容と全く異なる記事を一度の確認もなく掲載されてしまいました。また実名・写真についても承諾なく無断で掲載されております。取材時に、掲載前の内容確認と、その内容によって実名や写真の掲載を私個人と済生会熊本病院が判断することを約束していましたが、全く連絡はありませんでした。 即日、宮崎大学と済生会熊本病院から朝日へ抗議したところ、社内調査が行われ、取材時の記者の取材メモと全く異なる記事であることが全面的に認められました。朝日新聞西部本社の報道センター長や広報室長等から直接謝罪を受け、宮大医学部の教授陣にも記事の経緯について説明の上謝罪されております。また記事も全文削除されております。 しかし一度掲載された記事である以上、記事をご覧になったOB・OGの方や現役部員の方はさぞかし不快な思いをされたことと思います。マスコミは発言のニュアンスを変化させたりと、記事を歪曲する可能性があると考え、注意深く取材を受けたつもりでしたが、まさか、全文にわたって取材内容と異なる捏造記事を掲載されることになるとは不快を通り越して驚愕でした。 今回の件は記事の内容捏造ばかりでなく、実名や写真の無断掲載など法律にも抵触する悪質なものでしたので、朝日からの申し出で【報道と人権委員会】の調査と人権救済を受けることになっており、現在調査が行われております。 記事をご覧になった方に不快な思いを与えてしまい申し訳ありません。また心配して連絡を下さった方々、本当にありがとうございました。 取材では宮大のポリクリ・クリクラが他大学より実地的であることや、グルコンの仕組みなど詳細にお話しし、親身で熱心な教育体制の充実を記者へ充分に伝えたつもりでした。しかし結局は記者が初めから書きたかったように完全に捏造されてしまいました。今回の取材は済生会熊本病院の広報室の立ち会いのもと行われたため、捏造であることがすぐに証明されたことは幸いでした。 今後の人生でマスコミからいかなる取材の申し入れがあっても決して受けません。また、皆様にも、大手マスコミでもこのようなケースがあることをお知り頂き、気をつけて頂ければと思います。
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