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【格闘技】

ノア田上社長、白星発進 就任後初興行

2009年7月13日 紙面から

エディ・エドワーズをリングに叩きつけるる田上明(右)=後楽園ホール

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 三沢光晴が46歳で亡くなった後、田上新体制となったノアの7月シリーズが開幕した。大会前には新社長に就任した田上明(48)がリング上からあいさつ。自ら6人タッグにも出場し、エディー・エドワーズからフォールを奪った。

 「このたび、社長に就任いたしました田上です。天国の三沢社長にしかられぬよう選手一同頑張ります」と新社長のあいさつでスタートした新生ノア。その田上は6人タッグでも大活躍。「社長業のことを考えてリングに上がったらお客さんに失礼だから」。高山善廣、佐野巧真、エディー組を顔面げりやラリアット、のど輪落としで一蹴(いっしゅう)。存在感を見せつけた。

 最後はキッチリとエディーを“オレが田上”で粉砕し、2100人のファンの前で社長兼レスラーの初仕事を飾った田上。この日、新体制での初興行とあって多くの報道陣に囲まれ、「こんなの入団発表以来だよ」。三沢さんのプロレス魂が受け継がれた会場内にいつもと変わらないノアの熱い風が吹き込んだ。新生ノアが歩み始めた。

 (石川晴信)

 

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