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朝青バツイチ星「女でへこんだことはない」

 下手投げで旭天鵬(左)を下す朝青龍=愛知県体育館
 下手投げで旭天鵬(左)を下す朝青龍=愛知県体育館

 「大相撲名古屋場所・初日」(12日、愛知県体育館)

 横綱朝青龍は、小結旭天鵬を下手投げで退け、白星スタートを切った。12日午前1時からは、2日に収録したラジオ番組「ファン太郎のオールナイトニッポン」が放送され、離婚が公開された6日より前の収録ということもあり、タミル元夫人についての話題は一切なかったものの、恋愛やゴルフ騒動について発言した。綱とりの大関日馬富士は、関脇稀勢の里を真っ向勝負で寄り切った。

  ◇  ◇

 こともなく“カモ”を料理した。先場所まで20連勝中の旭天鵬戦。朝青龍は、右四つからこん身の力を込めた右下手投げで、土俵に転がした。四つ相撲に強い旭天鵬に何もさせない完勝で、離婚公表後初の本場所を白星スタートとした。

 悠然と引き揚げた支度部屋では「左上手、右下手を引いて、その瞬間に(投げを)打っただけ」とまるで人ごと。自分よりも、“弟分”の日馬富士の相撲に反応し「よく残したね。自信にあふれる相撲だった」と喜んだ。

 未明には、ベールに包まれていた「オールナイトニッポン」がついに放送された。リスナーからの「恋愛でへこんだことは?」との質問メールに、「女で(へこんだこと)はない」。共演したアナウンサーに「ふられたことは?」、「恋愛成功の秘けつは?」と突っ込まれても「フフフ」、「恋愛よりお仕事」などとかわした。

 当初は、別人格のファン太郎として出演していたが、次第に朝青龍とごちゃ混ぜにトークを展開。夏場所前のゴルフ騒動について「(コンペで)2位だったのに、(協会に)怒られた。その時はへこんだよ」と、自虐ネタも飛び出した。

 ラジオや離婚など、土俵外の話題ばかりが注目されたが、これからは相撲に集中する。日馬富士の兄や、親族が出場したモンゴルの祭典・ナーダムについてモンゴル人カメラマンと談笑した後は、口を開かず迎えの車に乗り込んだ。

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