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東国原知事、国政転身「非常に厳しい状況」

2009年7月14日1時33分

 自民党から次期衆院選への出馬を要請されている宮崎県の東国原英夫知事は13日、衆院の解散が目前に迫る中、自身が同党に突きつけた「総裁候補」などの条件が受け入れられるかどうかは「非常に厳しい状況」と明言した。ただし、最終決断については「後援会と相談して決めたい」と述べるにとどめた。県庁で記者団に答えた。

 東国原氏は「知事なのに国政とか、総理ポストなどけしからんとの声は粛々と受け止めないといけない」と述べるとともに、10日夜にタレント時代の師匠であるビートたけし氏から出馬断念を忠告されたことについては「重く受け止める」と語った。

 一方、自民党宮崎県連の米良政美幹事長は都議選での同党の敗因の一つに東国原氏の出馬騒動が挙げられていることについて「自民党がなめられた感じがしないでもない。ちょっと言い過ぎでないかなと。全国に迷惑をかけた」と述べた。福岡市で開かれた九州ブロック緊急幹事長会議終了後、記者団に語った。東国原氏の出馬については「もうないでしょ。出ない方がいい。本人も意欲なくしたんじゃないの」と冷淡だった。

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