2009.07.13

NEW!【ショートコラム7/13】頑張れないけどいいでしょう!?

最近、特に感じるようになりました。
少しずつ少しずつ自分の心を蝕んで、僕の心はガイコツみたいになってしまったようです。
いったい自分は何故、頑張ってきたのでしょう?
何を求めて「メジャー」になりたいなんて思ったのだろう。
何を求めて頑張ろうとしたのだろう?
頑張る張り合いがなければ頑張れないよね。
頑張りたくても頑張れないでしょう。

ごめんね…。
誤解しないで下さいね。
決して自惚れや天狗になっての言葉じゃない事を。
人生に必要な分の銭は稼いだし、あるババアが死ねば遺産が3億僕のモノになる訳で。
倅も成人したから後は何とかなるだろうし…。

もう十分頑張ってきたんです。
闘い続けてきたんです。

弱音を吐いてる訳じゃない。
愚痴を溢してるつもりもない。
ただもう十分なんじゃないかなって思うのです。
闘うべき時には闘ってました。
頑張るべき時には頑張ってきた。
だからもういいんじゃないかなって思うのです。
頑張る目標も消えちゃった。
頑張る張り合いもなくなった。
闘う意味も見失い、今さら頑張ったってしょうがない。

この年になってまたまた一旗挙げようなんて、矢沢永吉にはなれません。
だから頑張らなくてもいいでしょう。
頑張れなくてもいいでしょう。
逃げてるんだって言われても、僕には痛くも痒くもない。
今までは仕事に張り合いがあったし、物書きに誇りを持っていたけれど…。
別に仕事なんてしなくても、本なんて書かなくても、
気楽に生きていきたいんです。
強くて頼れる倅もいるし、倅に遺せるものはそれなりに築いたつもりです。
生きる張り合いを見失い、ウキウキ気分も忘れてしまいました。
頑張らなくてもいいでしょう。
頑張れなくてもいいでしょう。
眠いときに眠れるのが今は一番の幸せ。
眠いときに眠れない今はとっても不幸。
頑張らなくてもいいでしょう。
頑張れなくてもいいでしょう。



(吉田拓郎「午前中に…」を参考にしました)



samurai_mugen at 23:51|Permalinkclip!ショートコラム 

2009.07.12

NEW!【駄文7/12】30年のツケが自分の体を虐めるのです…

人間の体はつくづく因果なモノだと情けないやら辛いやら…。
この1カ月の間、風邪だと医師に言われつつ精神的疲労から肝機能が著しく衰えていると脅され、かと思えば突然、ガンの疑いがあると通告されて緊急検査入院。
3日間、死の恐怖に怯え、体中に16カ所もカテーテルで穴を開けられ、一時は80%ガンだと告知されて諦めました。ところが結局ガンではなく、カビによる真菌症候群の一種、アレルギー性気管支肺アスペル云々という老人が主に罹患するという病気だと分かり、肝機能衰弱から免疫力が低下したのが原因だと…。
呉々も静養し、余計なストレスを抱え込まないように医師から忠告されたけれど、かといって仕事がトラブル続きの中、ストレス云々と言われても所詮無理な話であり、腹立つ事も多い中で原稿書いたり騙りヤクザにケジメをつけたり…頭の中はストレスで飽和状態、否、飽和どころか臨界状態です!
唯一、夢現舎副代表Tの超人的な八面六臂の活躍とスタッフたちの頑張りと、倅の献身的な世話で何とかストレスはともかく体だけは安静に可能な限りベッドに横たわり、愛猫のミルに癒してもらいつつこの数週間、原稿書きと週に1度の出社で凌いできました。
ところが日を追う毎に体中の筋肉の痛みが増し、普通は2錠の鎮痛剤を何と6錠も飲まなくては苦痛が収まらない事態に! 金曜日、検査入院した病院までタクシーで行き真菌症の治療のついでに体中の筋肉の痛みを訴えました。
整形外科に回されて診察を受けると、医師のアホは何をほざくのかと疑う事を言い放ちました。
「アナタの筋肉、特に肩から背筋と大腿筋は長年筋力トレーニングをしてきたのでしょう。少なくとも20年、30年は続けてきたようで、たまに筋肉を刺激する運動を軽くてもいいからしないと筋肉全体が硬化して痛むんです。少し運動をしたらいかがですか?」
でも、自分の腰の筋肉は炎症を起こして剥離状態と言われ、出来れば手術した方がいいとアドバイスされた程なんですけど!? しかしアノ藪医者は平気な顔で「腰に負担のない運動をすればいいのです」。
どんな運動も少なからず腰に負担が掛かるんですけど!?
「軽い運動でいいんです。腰の筋肉も全く使わないと逆によくないですよ」
だから医師はアテにならないのだ!

そんな訳で土曜日、倅がヘビーウェイトトレーニングの日なので、自分も指導だけでなく少し付き合う事にしました。ところが今や倅が挙げるバーベルもダンベルも私にはあまりにも重過ぎます…。最盛期の私でも到底敵わない重量を倅は挙げているのです。
私は軽く腹筋運動とスクワット、カーフレイズをフリーハンドで行い、ベンチプレスはバーベルで、カールやスタンディングロー、フロントプレスは腰に注意してダンベルで行う事にしました。
腹筋、スクワット、カーフレイズを私がやっている間、倅はウォーミングアップの立禅や縄跳びをしていました。立禅が15分、縄跳びは連続30分。私は久々にベンチプレスをやろうとしたらセットしてあるのが100キロ! 倅にわざわざ70キロに落としてもらいました。
ところが意外や意外、70キロを軽く10回もクリアしてしまいました。80キロも10回、90キロも10回!! 調子に乗った私は100キロに挑戦しようと…。するとストレッチをしていた倅が「無理は禁物!」と私を制止するのです。ウム、たしかにそうだと私も諦めてダンベルに移りました。全ての種目を10回2セット。

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samurai_mugen at 09:12|Permalinkclip!ショートコラム 

2009.07.11

【ファイト!!】力なき正義は無能なり=ブログのメインテーマ・コラム

ファイト! 闘う君の唄を闘わない奴らが笑うだろう
ファイト! 冷たい水のなかを震えながら昇ってゆけ

暗い水の流れに打たれながら魚たち昇ってゆく
光っているのは傷ついて剥がれかけた鱗が揺れるから
いっそ水の流れに身を任せ流れ落ちてしまえば楽なのにね
痩せこけてそんなに痩せこけて魚たち昇ってゆく
勝つか負けるかそれは分からない
それでもとにかく闘いの出場通知を抱きしめてアイツは海になりました

ファイト! 闘う君の唄を闘わない奴らが笑うだろう
ファイト! 冷たい水のなかを震えながら昇ってゆけ

あの魚たちの群れキラキラと海のなかの国境を越えていく
諦めという名の鎖を身を捩って解いていく…



中島みゆきと吉田拓郎の合作、「ファイト!」という唄の歌詞である。
この唄を聴いて私は幾度、涙を流したか分からない。実際の歌詞はもっと長い。悔しい、辛い、悲しい少年や少女の思いが、それぞれのシチュエーションで綴られている。私も歌詞に出てくる彼らのなかの1人だった…。
悔しいから反抗した。
辛いから泣いた。
悲しいから闘った。
「闘う」ということがどういう意味か? 私は自らの体験から学んだのだ。本来なら、そんなもの学ぶ必要はない。学びたくもないことだ。しかし、生き抜くためには闘うしかなかった。
そんな私を過去、多くの人間たちが嘲笑ってきた。
「ヤクザの息子が、チョーセンに何が出来るよ! 悔しかったら一人前に学校出て人並み以上に稼いでみな。どうせチンピラになるのがせいぜいだよ」
「チビが、かかってこいよ、チビの癖に生意気に! 柔道だろうがプロレスだろうがやってこいよ。いつでもフクロにしてやるわ」
「口だけ達者でとうとう逃げ出した。アイツはそうやっていつも調子いいこといって都合が悪くなると逃げ出すんだよ」
「ペンは暴力にもなる。けどオマエのペンなんか簡単に折ってやる。ペンでさえ握れないようにしてやるよ。生意気いうのは100年早いんだよ」


いまでも私を嘲笑うヤツらは絶えない。
だが、昔と違っているのは、誰も直接私の前で笑わないし、愚弄もしないということだ。笑うヤツらはいつも姿を隠し、必死になって見えないところから引きつったように笑うだけである。
そういうのを世間では「負け犬の遠吠え」と呼ぶ。
私は逃げも隠れもしない。
東京豊島区池袋の夢現舎が私の本陣だ。私を笑いたければ、悪口叩きたいならば、ケンカを売りたいならば夢現舎にくればいい。


「ファイト!」は真実を歌っている。
闘う人間の姿を、闘えない弱虫が笑うのだ。心のなかは歪んだ劣等感に溢れている。捻れたプライドにしがみつくことしか出来ない人間が自身の惨めさを隠そうと無我夢中に、闘う人間を笑うのだ。それも想像を絶するほど陰湿に、そして陰険に…。
しかし、闘う人間にとってはそんなもの痛くも痒くもない。なにせ負け犬の遠吠えだ。逆に、負け犬は闘う者から嘲笑を浴びることを知っているから、自らの卑屈さを知っているから尚更ヤツらはムキになって闘う者を笑う。
私は差別と偏見と蔑視の視線を大人たちから浴びながら今日まで闘い続けてきた。それだけは胸を張って断言出来る。


不良、少年犯罪者というレッテルを貼られた私は、T県トップの進学校に進み早稲田大学に入った。誰か悔しかったら早稲田大学に入ってみたらええ! 死ぬ気で受験勉強してみいや。ただのう、三瓶啓二や東孝が通った「夜学」は早稲田とはいわんよ。夜学は早稲田の盲腸じゃけえ、近々廃学が決定しとるんよ、念のため。
柔道も中途半端、極真空手は末席の末席のまた片隅を汚しただけの男に過ぎません。でも、私を弱者呼ばわりしてバカにするならば、とりあえず極真会館(松井派か極真館)の黒帯を取ってから吠えろや! いつでも待ってますけえ。
編集者だ、物書きといってもまだまだ出版界では「ハキダメのような格闘技界の業界人」(ちなみに私は俗に呼ばれる「格闘技界」と「格技・武道界」は別物と捉えています)としか見なされていない半端者です。物書きとしてさえ認められていない未熟者です。
けど、そんな私を笑うならば1冊でもいいから本を出版してからいえや。それも山田英司や家高康彦のように初版2000部なんちゅうのはメディア、マスコミとはいわんけえ。それはミニコミというんじゃ。小島は1回の増刷だけでもそれ以上を刷りますけん。
夢現舎、夢現舎といってもちっちゃなカスのような会社です。スタッフもせいぜい10人程度に過ぎません。デカい会社が本気になって潰そうと思えば簡単に跡形もなく消えてしまいそうな編集制作会社です。でも、誰もそれは出来ません。私たちは絶対に「筋」だけは通します。道理を無視して筋を違える相手には刺し違えても引きません。


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samurai_mugen at 23:55|Permalinkclip!テーマコラム 

【駄文・7/11】企業が望む人材とは!?

先日、我が社で新入社員の募集を行った事は何度か書いている。
1990年代半ば迄は朝日新聞の募集広告が最も反応が大きかった。だが90年代後半になると極端に朝日新聞広告の効果は低下し、就職雑誌が主流になった。
当時は1回の募集で最低でも50名、いや100名近い応募者がいた。ところが2000年に入ると年を追う事に応募者が減り続け、また広告媒体も05年辺りから就職雑誌は全く効果を失いNet募集が主流になった。それでも応募者は極端に減り、10名がいいところだった。
一体最近の若者は、不況不況というのに何を考えているのか!? あまりにフリーター志向が強く、それは特に男性に顕著だった。
ところが今回数年振りにNet募集をしてみると、メールの問合せだけで150名を越えた。実際、履歴書を送ってきた人も軽く100名を越えた。
時代が激しく動いている事、不況の深刻さを痛切に感じざるを得なかった。100強の応募者のうち、約4分の1が30代後半から40代、50代だった。我が社は一切、学歴を重視しない。性別も関係ない。

最近、立場上常に採用側の立場でこのような募集に関する諸々を見る習慣がついてしまったが、採用も一段落した今、改めてかつて学生だった頃、つまり応募者のスタンスで考えてみた。
自分ながら驚きを隠せなかった。
学生時代、学校の成績や積極性、つまり能力と成績、アピールが合否の鍵になると思い込んでいた。成績がよく、真面目で明朗かつ積極的でさえあればいいと信じていた。
だが、それは大きな間違いだった。
結局、個人の成績や云々などよりも、その企業が求める条件に合うか合わないかが何よりも重要な現実。決して成績や実績、また学歴があればいいというものではないのである。
例えるならば、その企業が「赤」を望むならば、いくら鮮明で綺麗な「青」でも採用対象にならない。「赤」を欲するならば、せめて「朱色」や「濃いオレンジ色」でなければ如何に優秀でも合格出来ない。
今回の募集ではかなり実績のある経験者や、学校での成績が優秀で色々な勉強をしてきた人たちが多かった。つまり総体的な資質は極めて高い人材が応募してきた。
面接に於いても殆ど礼儀正しく、どんな質問にもハキハキと答える。わざわざ自己アピールの為にフリップを使ったり紙芝居調にまとめて自らを売り込む人もいた。きっと頑張り屋で向上心の強い、能力のある人間に違いない。
だが結局、彼ら彼女らは不採用になった。勿論、早稲田や慶應、北大や阪大出身である事のみをアピールする応募者は話にならなかった。きっと彼らの潜在能力は極めて秀でているのだろうが…。偏ったプライドを持つ人間ほど扱い難いものはない。
要は、そのような人材を、少なくとも我が社は求めていないという事に過ぎないのである。夢現舎が求める人間は「真っ白で何にも染まっていない人間」である。経験など関係ないのだ。面接に於いてもマニュアル通りのそつない言葉を繰り返す人間はいらない。「積極性」は重要だが、それは言葉で如何にアピールしても通用しない。
最終的に採用した2名は編集は勿論、デザインや文章の経験もなく、また面接では緊張しながら不器用で殆どまともに答えられない応募者だった。1人は大阪在住で、他社の面接も含めて約10回も深夜バスで上京を繰り返してきた女性。もう1人は面接で何もまともに答えられなかった、私が冗談混じりで「君は今回の書類選考を通過して面接に臨んだ約50名の中で一番おバカさんだね」と口にした女性だった。
採用した2人よりも経験も実績もある人材はかなり多かった。だが、繰り返すが我が社は「真っ白で未知数ながら不器用な人間」が欲しかった結果に過ぎない。




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samurai_mugen at 09:10|Permalinkclip!ショートコラム 

2009.07.10

【駄文・7/10】A君へ、まずは自分で闘いなさい!

7月10日

先日電話をくれたA君、声を震わせながら「コ、コ、コジマ先生ですか!?」。余程緊張して、そして電話するにはとても勇気と決心がいったと思います。
でも気にしないで下さい。騙りヤクザの脅しでもない限り、殆どの読者・ファンはみんな君と同じです。何故か私はとても怖い人間と思われているようですが、冷やかしやケンカ腰で電話してくるようなチンピラは別ですが、全然怖くなんかないでしょう!?
コジマには表も裏もありません。紳士的な相手には紳士的に、というよりフランクに対応します。倅が自分のブログで書いていたように、フランクなのはいいけれど下手したら相手の携帯の電池が切れるまで話し続けてしまうバカで自己中な人間です。

最近、ほぼ1日おきのペースでファンや読者から電話がくるようになりました。私はとても嬉しいです。1人でも多くの読者とcommunicationを取れる事が楽しみなのです。
でもA君だけじゃありません。みんな最初は超ビビッて電話を掛けてくるのです。でも一言二言話せば例外なく安堵して「想像していたより明るい方で感激しました」なんて言ってくれます。別に感激なんかする必要はないのです。アレが私の「素」ですから。
1つだけお願いがあります。私を「先生」と呼ぶのは止めて下さい。初めての相手に「君」付けも考えものですが「さん」でいいんです。それから、これは以前にも書いた事ですが…、Netなど深海魚の世界の話題は御法度です。

それでA君、緊張しながら初めのうちは一体何を話しているのか、何を言いたいのか皆目見当がつかず私も迷いました。
要は、A君が務める会社の中で何かtroubleがあり、いつしかA君が悪者にされ、毎日のように陰湿なイジメや嫌がらせをされているという事なのですね? その原因は業績の良い君への嫉妬だったり、ひょっとしたら君が何かの拍子に自慢話をしたり…色々あると思います。
しかしです。その対処・対応を私が主宰する某会に求められても困ります。たしかに某会は単なる武道・格技組織ではなく、時には武闘派組織であり、故に「仕掛け人集団」と言う事もあります。
かといって某会は「プロ」の仕掛け人集団ではないのです。つまり銭をとって「悪」を懲らしめるようなTV時代劇のような組織ではありません。
某会が「仕掛け人集団」として動くのは、例えば夢現舎やstaffを守る為、または「義兄弟」である某会のメンバーが何かのtroubleに巻き込まれたり、不正な圧力や暴力を加えられた時、加えてあくまでコチラに「正義」が歴然とある時だけです。
建前と取られても構いませんが、某会は決して非合法的手段は取りません。どうしても非合法的手段が必要な事態には、「アルキメデスは手を汚しません」。法的証明になる一文を以て私たちは決して非合法組織とは無関係である立場を明白にします。

ですから、A君に降り掛かった災難はたしかに面倒で辛いかもしれません。しかしA君も私のファンというだけで一応は他人です。またA君を悩ませる悪い連中も私とは何の関係も因果もない訳でして…。それで某会に助けて欲しいとか、その為に某会に入りたいというのは頷けません。
空手関係のtroubleならば、例えば大山総裁亡き後の分裂騒動に巻き込まれ、自分は極真会館に残ったらクーデター側の人間たちから嫌がらせを受けたなんていう場合ならば私も他人事ではなく、松井館長に替わって汚れ役を演じるのもやぶさかじゃないし、実際某会はある意味、そんな分裂騒動の犠牲者の「駆け込み寺」的な部分もあります。



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samurai_mugen at 09:21|Permalinkclip!ショートコラム 

2009.07.09

NEW! 親子版ブログ「正義なき力は暴力なり」のコラム更新情報

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【NEW】7月9日掲載
[嵐のように現れて風のように去っていく、まるで「月光仮面」みたいな…!?]
※なかなか感動的で面白いコラムですな。


7月2日掲載
[シリーズ・オヤジの悪口]オヤジの話は長いのです…
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7月1日掲載
[ショートコラム]オヤジの会社の新人募集に応募者殺到!!

6月26日掲載
地獄のサーキットトレーニングPart2
(写真入り)

6月22日掲載
地獄のサーキットトレーニング


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2009.07.08

【ショートコラム7/8】24時間一緒!?


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(愛しい愛しい黒猫のミル)


男は悲しい生き物なのです…。
歳を取り、
ガキも成長し、
バツイチで、
その上失恋したり、
仕事でトラブッたり、
スタッフに逃げられたり、
血を分けた身内に謀られたり、
体調を崩したり、
体力はみるみる衰えたり、
それなのに闘わなくてはならず、
表では裁判で争い、
裏では「アルキメデスは手を汚さない」のですが…。


疲れた私にいつも寄り添い、癒してくれるのが黒猫のミルです。
とても不思議な猫です。

腕枕をして抱いて寝れば、私が目覚めるまでそのマンマの姿勢で一緒に寝ています。キスが大好きで、両手(前足)で私の頬を抱えながら私の口に自分の口をくっつけてペロペロ舐めたり、噛んだり…。最近、ミルが一瞬人間に思えてしまう。もはや倒錯の世界です。
しかし、ミルは神様が孤独な私に授けてくれた「天使」なのだと思っています。
私がベッドに寝てる間は決して私のもとから離れません。ベッドに腹這いになってPCに向かって仕事をしている間、ずっとPCの脇に座って私を眺めています。
たまにですが、「ミルがアイツならなあ…」なんて。
誤解は禁物!!
強がりを言わせて下さい。
こんな私でも少しはモテるのです。そう、この歳になったからこそモテるのです!
恥かしい話ですが、私の場合26歳前後が唯一の「モテ期」でした。それ以前は全く女性に相手にされず、焦りと早トチリで結婚して以来、殆ど「男」を棄てて「ダンナ」と呼ばれてブクブク醜く肥るだけ…。
それが離婚を決意した辺りから、つまり35の歳を過ぎた頃から徐々にではありますが再びモテ始めました。しかし世間は甘くない。好きな相手には相手にされず、どうでもいい相手に好かれていつもすれ違い。
銭はあるんです。都内の高層マンション程度なら即買えます。
ケンカも強いです、いや強いかも。素手素足なら青水流、武器を持ったら手裏剣!
表も裏も、右も左も人脈が広く深いです。
メディア・出版業界に住み着く会社の社長です。
物書きの端くれでもあります。
50000人の読者がいます。

なんてバカらしい、嫌なヤツ!!
結局、貧弱な素の自分に沢山の俗物的「光り物」で飾り付け、モテた錯覚だけの勘違い野郎なのです。
いくらモテてたつもりになっていても「恋のカラ回り」ばかりじゃアホ丸出し。
自己嫌悪…
3日間鬱…

しかし挫けません。
2度ある事は3度ある、じゃなくて
1度ある事は2度ある!!
今度こそは国際線のCAとお近づきになって…そんな不埒な私をミルは憐れみを露に大きなマナコでキッと見つめるのです。

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(最近、気品が出てきました)






samurai_mugen at 01:00|Permalinkclip!ショートコラム 

【ショートコラム7/7】元芦原会館総本部師範代のHさんへ(修正版)

先日、書きましたが…。
芦原英幸先生の遺品である手裏剣を私に託してくれたのが、元芦原会館総本部師範代のHさんです。
さっそく私の体調を心配してわざわざ電話して頂きありがとうございました。

Hさんには事情を話しましたが、訂正をしておきます。芦原先生の形見である手裏剣はたしかに毎日肌身離さず持っています。束の脇の穴に麻縄を通し、約1.5メートルの長さに留めて(実戦を想定して、縄を手首に巻いてナイフとしても使えるように)手裏剣の鞘に巻き付けています。
私が手裏剣の練習に使用しているのは実は芦原先生の形見ではありません。あまりにも怖れ多くてバチが当たります。
実際は近所の板金屋さんに知人がいて、その方が手裏剣を3本手作りで製作してくれました。
形状はほぼソックリです。しかし材質はチタンとかいう強度の高いもので、一回り小さく、重さもやや軽めです。形見の手裏剣では3メートルからでも刺さりません。最低5メートル近くは必要です。
あくまで練習用の手裏剣なので日常は携帯していません。ただ形見の手裏剣は切っ先を敢えて甘くしてありますが、練習用の手裏剣の切っ先はナイフ並みです。小振りなので5メートルからの回転打法にも耐えられます。
私は基本的に人間嫌いですが、何故かマンションの人たちとは懇意にしています。中でも私を兄のように慕う1FのF夫婦とは大の仲良しです。息子に極真空手(極真館)に通わせています。
私も倅もFさんの息子に空手を教える事は殆どありません。でも旦那と一緒に手裏剣の練習をしています。その旦那は練習用の手裏剣をやはり3つ保有していますが、元ヤンキーだったせいか、私の真似をして毎日携帯して会社に通っているそうです。
あしからず…。






samurai_mugen at 00:07|Permalinkclip!ショートコラム 

2009.07.07

【告知】特にメッセージ色のない「駄文」とひとこと「ショートコラム」を始めます!

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Blogを休眠して以来、多くの読者・ファンからコラムの再開を要望する声が届いてきました。しかしBlogのコラムは物書きの端くれに過ぎない私にとっても一応「作品」のつもりで一生懸命に書いてきました。でも、今は休眠中。本格的なコラムはなかなか書くエネルギーがないのが実際です。
ところが!!
私の代わりに倅がBlogを始めたら1日のaccessが何と1500超という…たったガキが書いた2、3の雑文で1500名がaccess(Livedoorの場合は端末計算)だって!? 既に私の半分近いaccessではないのか!!

せめて近況だけでもBlogに載せて欲しい…そんな声に応えるカタチで、今後可能な限り短い小話・雑話、という感覚で「駄文」でも書いていこうと思います。
また、ほんのひとことだけ!! の「ショートコラム」も機会あるごとに書いていければいいと思っています。
また以前予告した格技研究家・宮田玲欧氏から寄せられたコラムも多忙云々を理由にまだ掲載していません。宮田さんの叱咤が聞こえるようです。これらもしっかり筋を通す所存です。宮田さん、ゴメン!!

とはいえ、実際に最近の私は多忙を極め、ビジネス上のtroubleによる波状攻撃に晒され、また腹が立つ事も多くて多くてウンザリの毎日を送っております。体調も崩し、つい先日は「死」をも覚悟した程です。
しかし、どうやら私は「悪魔」か「鬼神」にでも守られているようで、絶望の淵から何とか甦る事が出来ました。
そんな訳で…、気分次第に任せて下されば嬉しい限りです。併せて倅のBlogも宜しくお願いいたします。




samurai_mugen at 13:54|Permalinkclip!告知・お知らせ・NEWS 

【改訂版】某会が追求する格技/宮田玲欧氏は天才である!?

宮田玲欧氏といえば「格技・空手研究家」また「大山倍達研究家」として主にNetを舞台に活躍している、言わば極真空手のWalkingーDictionary的存在である。
「大山倍達正伝」の制作・執筆にあたり最大の協力者である。私が常々宮田氏を「正伝第3の著者」と呼ぶ所以である。とにかく彼の知識は尋常ではない。
私的研究家だから基本的に取材・インタビューは行わず、主に文献を中心に格技の歴史的考察から技術分析まで行う。

自らも極真空手経験者でありアメリカ留学中はITFテコンドーを学び有段者でもある。レスリングも学んでいる為、彼の技術分析は常に一目置くべき合理的解釈に満ちている。
ただ格技経験者の常で、酷い腰痛に悩まされており、今は「実践者」としての立場から離れている。今後、私は宮田氏を著者とする書籍の企画も予定しており、また「大山倍達の遺言」の次に控える私とパートナーの著書では再び「第3の著者」として協力を依頼する事になっている。

更に宮田氏の博学さはNet全般にも広く及んでいる。夢現舎が現在進めている新事業に於ても宮田氏の協力は必要不可欠である。某会としても彼にはブレーンとして三顧の礼を以て迎えようとしている。
そんな訳で、去る5月10日に実施した某会定例の総会稽古会に宮田氏を招待した。Blogで告知したように近く宮田氏による「観戦記」を紹介する。この「観戦記」執筆の依頼に際して宮田氏と話をした。

今回の総会稽古会は見学者を募りはしたものの、基本的に内部イベントであり、我々が追求する格技の詳細については殆んど明らかにしていない。
極真空手の打撃技術を基本にしながらも芦原英幸のサバキ(表と裏)を学ぶ…というのが建前だ。しかしサバキの源流を遡るならば警察逮捕術、大日本武徳会柔道、更には古流柔術に行き着く。我々は最終的に武徳会系柔術と言われ、また時には「講道館護身術」とも呼ばれ逮捕術として普及した格技の真髄を希求している。

誤解ないよう書いておく。極真会館館長である松井章圭氏が見学に訪れたのは、あくまでプライベートであり、私達の格技と松井氏は何の関係もない。ただ私と松井氏の友情と、私達の格技の基盤が極真空手にあるからという理由以外何もない。

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(二人掛け)


さて、稽古会を見学した宮田氏の第1声は「コジマさんが極真空手経験者なのは知っていましたが、いつの間にそんな技術を学んでいたのか…、組手もまだバリバリやるなんて全く知りませんでした」というものだった。
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