Go!アスリート 小椋久美子&潮田玲子(オグシオ)
オグシオ 五輪初出場は逆転スタート
女子ダブルス1回戦 デンマークのペアを破り、準々決勝進出を決めた小椋(右)、潮田組
Photo By 共同 |
【北京五輪 オグシオ】オグシオ・スマイルが悲願の五輪の舞台で花開いた。バドミントンの女子ダブルス1回戦で、世界ランク6位の小椋久美子(25)、潮田玲子(24=ともに三洋電機)組が同14位のクリスティアンセン(25)、リターユヒル(24=デンマーク)組に2―1で逆転勝ちした。五輪初出場で初の試合を勝利で飾ったオグシオは、11日に準々決勝を戦う。
相手のサーブがネットにかかるという少々間抜けなフィニッシュでも、オグシオは最高の笑みを浮かべていた。「ホッとしてます」と小椋が言えば「良かったです〜」と潮田もニッコリ。鮮やかな逆転勝ちでアイドルペアが準々決勝に進んだ。
「サーブの時に手が震えた」と潮田が言うように、緊張から動きが硬かった第1ゲームは11連続失点などで落としたが、第2ゲームから逆襲。同時間帯に試合をしていた中国選手に大声援が送られる中、潮田は母・睦子さんの「頑張れ」という声援でわれに返った。小椋も「思い切ってやろうと思った」と開き直って好プレーを連発。日本から駆けつけた応援団からオグシオコールも巻き起こり、小椋は「うれしかった」と、また笑った。
2人で苦難を乗り越えて、ようやくたどりついた夢舞台だ。04年アテネ五輪の出場権争いが始まっていた03年5月に小椋が左足小指を骨折し、無念のリタイア。今年4月にも小椋が腰痛を発症して戦列を離脱し、オグシオは一時“解体”に追い込まれた。7月の全日本実業団選手権では1年3カ月ぶりに日本人相手に敗れるなど不安はあったが、抜群のコンビネーションが戻っていた。
世界ランク3位の難敵、杜0005・于洋組と対戦する11日は、潮田の母・睦子さんの51回目の誕生日でもある。潮田が「オグシオコールだけ聞いて頑張ります」と言えば、小椋も「粘り強い試合をして勝ちたい」と気合十分。輝くメダルを目指し、オグシオが歩みを進める。
[ 2008年08月11日 02:04]
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