北京国際空港に到着し、大勢の報道陣に囲まれるバドミントン女子代表の小椋久美子（左）、潮田玲子の両選手 Photo By 共同

　【北京五輪・バドミントン】ドタバタ初練習だ。バドミントン女子ダブルスの小椋久美子（２５）、潮田玲子（２４＝ともに三洋電機）組も北京入りし、本番会場の北京工大体育館で１時間の練習を行った。北京首都国際空港で１００人を超える報道陣に囲まれ、小椋が「規模の大きさに驚いた」と目を丸くしてから約３時間半後には、２人は会場で汗を流していた。

　当初はこの日、本番会場のメーンコートで練習する予定はなかったが、前日（４日）にスケジュール変更が判明。出発前に選手に伝えられた。空港から選手村に移動したオグシオはチェックインの後、１０分で練習着に着替えてバス停までダッシュ。「だいぶバタバタしました。部屋がグチャグチャです」と苦笑いを浮かべた小椋だが、「やりやすい体育館。風の感じとか広さとか、嫌いじゃない」と手応えも口にした。

　北京入り前に成田空港で行われた全日空の日本選手団出発セレモニーでは、小椋が「きれいな戦いではなく、がむしゃらにシャトルを追いかけたい」と言えば、潮田も「がむしゃらにシャトルを追って、１試合でも多く戦いたい」と呼応。１０日の初戦を見据えて、アイドルペアが調子を上げていく。

[ 2008年08月06日 02:10]