統一教会:信者らの逮捕受け会長辞任「道義的責任を痛感」

2009年7月13日 20時34分 更新:7月13日 20時56分

印鑑販売事件を受けて会見し、最後にあらためて頭を下げる世界基督教統一神霊協会の徳野英治会長(左)と岡村信男法務局長=東京都内のホテルで2009年7月13日午後4時33分、山本晋撮影
印鑑販売事件を受けて会見し、最後にあらためて頭を下げる世界基督教統一神霊協会の徳野英治会長(左)と岡村信男法務局長=東京都内のホテルで2009年7月13日午後4時33分、山本晋撮影

 印鑑などの販売会社「新世」(東京都渋谷区)による特定商取引法違反事件を受け、世界基督教統一神霊協会(統一教会)の徳野英治会長(54)が13日、都内で記者会見した。徳野会長は「宗教法人は信者の個人的経済活動に関与していないが、世間を騒がせ多大な迷惑をかけた」と謝罪。「道義的責任を痛感している」として、14日に会長を辞任することを明らかにした。

 事件では不安をあおり印鑑を売り付けたとして同社社長(51)ら信者7人が逮捕され、法人としての同社と社長ら幹部2人が起訴された。販売員5人は略式起訴され、罰金100万円を納付している。

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