Go!アスリート 小椋久美子&潮田玲子(オグシオ)
メダルの道険し…オグシオ「死のグループ」
1回戦から強豪と激突するオグシオ
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世界バドミントン連盟は26日、中国・北京で北京五輪の組み合わせ抽選を行い、女子ダブルスで世界ランク6位の小椋久美子(25)、潮田玲子(24=ともに三洋電機)組は厳しいメダルロードとなった。エントリーした世界最強の中国勢3組のうち、2組が同ブロック。日本代表の朴柱奉監督は「厳しい組み合わせに入った。やるしかない」と険しい表情を浮かべた。
1回戦の相手は世界14位と格下のデンマーク・ペアに決まったが、喜んではいられない。初戦を突破しても準々決勝で待ち受けるのは、潮田が「男っぽいダブルスで中国3組の中で一番、苦手」と語る世界ランク3位の杜・于組だ。今年3月の全英OPでは、2セット合計でわずか18点しか奪えずに0―2で完敗。そこを突破しても、準決勝で再び中国の世界ランク2位の張・魏組との対戦が濃厚。07年5月のインドネシアOPで0―2と歯が立たなかった相手だ。
しかも、オグシオは不安材料を抱えている。4月に小椋が腰を痛めて戦線離脱。復帰後の6月のインドネシアOPは初戦敗退した。13日の全日本実業団選手権でもコンビネーションが合わずに日本人ペアに敗れるなど、ベストパフォーマンスからは程遠い。20日の公開合宿で「持てる力を出し切って、メダル目指して頑張ります」と力を込めた潮田だが、日本初の表彰台への道のりは想像以上に厳しくなった。
[ 2008年07月27日 22:49]
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