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【from Editor】やっぱり、派遣村の何だかなぁ (1/2ページ)
このニュースのトピックス:from Editor
今年の新語・流行語大賞にノミネートされるだろう『年越し派遣村』の実行委員会が6月30日で解散した。半年の節目を迎えたことと、村民らの生活が落ち着いてきたためという。
東京・日比谷公園に忽然(こつぜん)と出現した失業者らの集落は、昨秋以降の急激な雇用調整、とりわけ派遣切りの深刻さを可視化させた。
しかし、村を取材して多くの違和感を覚えたのも事実。そんな思いを1月当時、「本当に村民たち全員が、働く意欲があるのだろうか。取材すると『何だかなぁ』と思うことがある」と書いたところ、多くの反響をいただいた。
「生活苦は自己責任。アリとキリギリスの寓話(ぐうわ)みたいなもの」といった同感がある一方、「生活苦を強いる社会が悪い」という反発も強かった。貧困の原因に「自己責任」を重視するか、「社会要因」を見るかが論点となったように思う。
あれから半年。解散を前にした6月末、実行委がまとめた村民アンケート結果が興味深かった。
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