2007-05-15 PRS SE CUSTOM をマシに 
実に2年振りの更新です。誰かが読むわけでもないので放置していましたが、記録したいことがあったので重い腰を上げました。
その理由は、画像のPRS(Paul Reed Smith) SE CUSTOMについてあまりにも情報が乏しいからです。安物、PRSとは言えない等々、巷(一部のマニアかも?)で散々なこのギターですが、ギタリストとして喰って行ける人間じゃなければ、定価9万円のギターは決して安いとは思えません(中古で半額で買いましたけど)。
それで、買った当初は確かに音は安っぽかった(笑)。ピックアップが薄っぺらく歪む感じです。これは我慢出来ない。というわけで、まずは交換しました。フロントをSEYMOUR DUNCANのAPH-1nに、リアを同じくSEYMOUR DUNCANのJB(TB-4)に替えてみました。中古で両方足しても1万円掛かりませんでした。もちろん、自分で交換です。
う〜む、かなり良い音になりました。音に深みと粘りが出たというか。スタジオでデカい音を出してみても、かなりイケル音になったと思います。
ついでに、普通のトグルスイッチが嫌いなので、ミニスイッチに替えました。接触不良にも強いようなので良いです。
それと、アーミング後のチューニングの狂いが気になっておりました。許容範囲を少し越えていたので。まずはペグをGOTOHのマグナムロックに交換。かなりマシになりました。でも、2〜3弦がまだ気になる。試行錯誤を続けた結果、どうやらナットの溝切りが良くないようです。リペアに出すのも勿体ないので、自分でひたすら削り作業。どこかのサイトで細めの巻き弦で擦ると良いとあったので、それを試すと効果有りでした。極端なアーミングでなければほとんど狂いません。
そんなわけで、かなり使えるギターになりました。気に入ってます。
いずれCE程度は欲しいですけど。
PRS SE eg SSHです。
ゴトーのマグナムロックを付けたいと思っていますが、どの型がよいかわかりません(SG503かSG381だとは思うのですが)。
ネジ穴はあけたくないので、もしよろしければ、どれをつけたか教えていただけないでしょうか。
ピックアップは当初リアをPRSのHFSに交換してみたのですが、高域が強く歪む感じで、私の好みではありませんでした。その後ダンカンのJBに換えて、非常に満足しています。
ピックアップ交換はお勧めです。
フロント用をリアに使うのは、Crewsのアイデアを借用です。
#7はカバー付ですが外すのは大変との情報を得たので、ピックカバーの方を彫刻刀で綺麗に削って広げて入るようにしました。
弦間は少し狭い感じです。
SEに高出力のハムを載せて不満があるという例がいくつか見つかったので、出力低めのを狙っていました。
出力はもともと付いていたハムと同じくらいのようです。
まだ引き込んでいるわけではないですが、音程がはっきりした感じがします。
何か特徴的な音色になった感じはありません。
フロント・センターのシングルも交換してみたいところです。
IbanezのAndy TimmonsモデルではDimarzio Cruiser(ブリッジ用)をフロント・センターに使用しており、SE egと同じマホガニーボディなので、良いかもと思っています。
もしくは、定番のシングル*2にするか・・・。
導電塗料がコントロールのキャビティ部分だけに塗ってあり、ピックアップ部分には塗ってないので、その辺を何とかした方がいいかな、とも思っています。
見た目がちょっとだけ高級になったのもうれしいところです。