2009年7月13日 13時50分更新
玉野市に工場がある造船会社が、本社の建て替えに伴って不要になったカーペットを13日、玉野市の小学校などに贈りました。
玉野市に工場がある三井造船では、本社の建て替えに伴って、不要になったカーペット4000枚を教育現場で有効に利用してもらおうと玉野市に寄贈し、13日、市内にある鉾立小学校で贈呈式が行われました。
式では、工場の担当者が児童の代表に50センチ四方のタイル式のカーペットを手渡しました。
和太鼓の演奏に熱心に取り組んでいる鉾立小学校ではカーペットを演奏の際の足場として使うと言うことで、児童たちは、お礼の気持ちを込めて太鼓の演奏を披露していました。
カーペットは鉾立小学校を含め市内の小中学校や幼稚園、それに市役所など、23の施設に配られることになっています。
カーペットを贈った三井造船玉野事業所の仲田正幸総務部長は、「不要なカーペットを捨てるのはもったいないと思い、市に贈りました。子どもたちが物を大切にする気持ちを学んでもらえればうれしいです。」と話していました。
また、鉾立小学校の窪田悦男校長は、「カーペットをもらえると聞いたとき太鼓の演奏の足場にぴったりだと思いました。子どもたちも喜んでいます。」と話していました。