2009年7月11日

大ショックです。試合用のサングラスが盗まれてしまいました。
ルイジアナのゲーム後、チームバッグに詰めて出荷。
チームバッグとは、チームのロゴがついた野球用具を入れる大きな布バッグで、それぞれの背番号が入っています。
そのままバッグは団体さんでニューオリンズを出て、ダラスで乗り継ぎをして、オクラホマに、僕らと一緒に到着したのですが・・・。
「ターンテーブルに出てきたときは、半数以上のバッグの口が
開けられてたよ・・・」と、クラビーさんたちが証言していたとのこと。

そのクラビーさんたちが、かばんの中身を、あるがままで出しておいてくれるのですが、早速ＭＪが
「やっぱりない。サングラスがない」
「えっ？ひどいな・・・・って、ああっ！俺のもない！」
「俺もないっ！」
何人かの声に、僕が恐る恐る見てみると、サングラスケースが
ぱっかりと口を開けており、中に入っているはずのサングラスは
消えていました。
「俺もやらてるやないか・・・」

結局、サングラスだけが４人のバッグから盗まれ、
今となってはルイジアナなのか、乗り継ぎのダラスなのか、
それともオクラホマでやられたのか、見当すらつきません。
そして、場所が特定できたとしても、現場を押さえない限り、
誰も責めることはできないし、サングラスは返ってきません。

たかが、と思われるかもしれませんが、試合に使う道具というのは、たとえばサングラスなら、晴れ、曇り、ナイターの光、など、
用途に合わせてかなり精密に作られています。
多くのサンプルの中から選び、使い勝手がよくなるように、あれこれ工夫した結果の、いわば身体の一部。サングラスを提供してくださっているオークリーさんにも申し訳が立ちません。

これがグラブだと、話はもっと複雑になります。
グラブは柔らかい皮でできており、「これ」と思った仕上がりのものを、自分好みにいわば「育てる」のです。自分の第二の手として完全にフィットするように、コントロールできるようになじませていくのは、時間もかかり、決して簡単なことではありません。
そのグラブを盗まれてしまったら。そう思うとあまりの怖さに、
手荷物に入れて持ち運びたくなってしまいます。

僕は今年すでにバットを盗まれており、がっくりしていたところに
またしてものニュース。ある意味、財布の中のお金を盗まれるより、ダメージは大きいのです。

オークリーさんの協力で、なんとか窮地を切り抜けられそうではありますが、なじんだあのグッズの行く末は、まるで自分の身内が誘拐されてしまったかのような
寂しさと焦りで、心にいつまでも引っかかっています。

オクラホマ州オクラホマシティーにて　田口壮　

2009年7月10日

都合によりお休みにさせていただきます。

ルイジアナ州ニューオリンズにて　田口壮　

2009年7月9日

都合によりお休みにさせていただきます。

ルイジアナ州ニューオリンズにて　田口壮　

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