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受刑者に「生きている価値ない」 山形刑務所副看守長を減給処分
山形刑務所は17日、受刑者に「生きている価値がない」との発言を繰り返したなどとして、男性副看守長(53)を減給100分の20(3カ月)の懲戒処分にした。
刑務所によると、副看守長は平成17年1月から昨年9月の夜間勤務中、受刑者3人に「悪い顔をしているな」などと発言。消灯時間前なのに受刑者の部屋の電気やラジオを消したり、運動の立ち会い中に受刑者の頭をたたいたりもした。
受刑者の1人が職員に訴えて発覚。副看守長は「励ますつもりで声を掛けたが、エスカレートしてしまった。ふざけ半分だった」と話しているという。
また夜間勤務中に入浴し、作業場に受刑者を連れていく仕事をしないなど勤務態度にも問題があったとしている。
山形刑務所の大森正所長は「矯正行政に対する信頼を著しく損ね、深くおわび申し上げる」とコメントした。
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