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山口組組長を提訴 強盗傷害事件被害者ら

2009.7.8 14:04
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 東京都台東区で昨年5月、指定暴力団山口組系組員らが飲食店に押し入り、現金などを脅し取った強盗傷害事件で、被害者8人は8日、組織のトップにも代表者として賠償責任があるとして、山口組組長、篠田建市(通称司忍)受刑者(67)らに慰謝料など計約1500万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。原告側代理人によると、昨年施行の改正暴力団対策法に基づき、代表者の責任を問う訴訟は初めて。

 篠田受刑者のほか、実行犯の組員3人に対しても共同不法行為による損害賠償を求める。

 原告側代理人によると、組員らは昨年5月3日夕、50代のタイ人女性が経営する飲食店に押し入り、女性らに包丁を突きつけて現金を要求。女性の足を持っていたバットで殴り、重傷を負わせた上、女性らから現金290万円や腕時計など8点(120万円相当)を奪ったとされる。組員3人は今年5月に東京地裁で懲役7年の刑が確定している。

 篠田受刑者は平成17年に銃刀法違反(共同所持)で懲役6年の刑が確定しており、現在服役中。



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