中国新聞オンライン
中国新聞 購読・試読のお申し込み
サイト内検索

教職員不祥事根絶へ新組織 '09/7/10

 教職員によるわいせつ事件など悪質な不祥事が後を絶たない事態を受け、広島県教委は9日、学識経験者や捜査関係者、精神科医、保護者代表たちを委員とする「不祥事根絶対策専門家会議」を設置し、県庁で初会合を開いた。不祥事の再発防止に向け、県教委が外部の意見を求めるのは初めて。委員は6人で、比治山大の高橋超(すすむ)学長が座長に就いた。

 意見交換は、具体事例の分析をするとの理由で非公開となった。記者会見した県教委によると、委員からは「採用試験でストレスへの耐性を見る必要がある」「不祥事の遠因として学校現場の忙しさがあるのでは」などの意見が出たという。

 今後、専門家会議は年内に3回程度、会合を開く。論点を整理して再発防止への具体的な提言を随時していくほか、最終的な報告書をまとめる方針。県教委は提言を受け、対策を順次実行する。

【写真説明】広島県教委の不祥事根絶対策専門家会議であいさつする高橋座長


  1. 供養塔820人の名簿を発送
  2. 豪雨で広島県76校休校
  3. 合庁5号館本格工事へ 広島
  4. 戦争体験の伝承訴える 広島
  5. 自室に父親刺殺と同じナイフ
  6. 小規模校の募集停止先送り
  7. 宇品で結婚式場の競争激化
  8. 福山駅前整備、11年9月完了
  9. 尾道のDI6.2ポイント改善
  10. 米軍人らの基地外居住が増加
  11. 中国の砂漠にポプラ植林へ
  12. ハウスミカン出荷スタート
  13. 石州瓦など使用の助成拡充
  14. 人気観光地は角島が1位
  15. 映画館が子どもに教室 尾道
  16. 懐かしの福塩線 写真ずらり
  17. 米で活躍の女性、母校で講演


MenuTopBackNextLast
安全安心