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【五輪 商機到来】(4)突出する人気キャラ オグシオ効果は100億超… (1/2ページ)
このニュースのトピックス:オグシオ
「小椋と潮田の活躍は100億円以上の宣伝効果がある」。
先月27日の三洋電機の株主総会。株主から同社運動部の活動に疑問を呈する質問が出ると、佐野精一郎社長は、経営に与える好影響を強調した。
再建途上で後ろ向きの話題が多い同社にとって「オグシオ」こと、同社バドミントンチームの五輪代表、小椋久美子、潮田玲子の両選手の人気は“元気”をもたらしている。
大手広告代理店の試算によると、平成19年度の宣伝効果は150億円。昨年秋から今春まで行った「オグシオキャンペーン」で対象商品の販売数が計画値を達成したほか、「三洋のイメージ向上で社員の士気があがった」という。
北京五輪を目前に6月から始まった第2弾のキャンペーンも、上げ潮ムードをさらに盛り上げようと戦略を立てている。
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「4コース、マリオ」
北京五輪のメーン会場、国家体育場に任天堂のゲームキャラクター、マリオが降り立った。隣のコースにはセガのキャラクター、ソニック。ピストルの合図とともに100メートル走がスタート…。