トヨタとGMの経営にはどのような差があったのか教えてください！！！！！

naniwa335さん

こんにちは・・・

根本にはＧＭに驕りがあったのでしょうね。

自動車大国のプライドや慢心が経営を悪化させたのでしょう。
勿論、個人主義的な米国経営陣は取れるだけとって辞めてしまえ見たいなところもありますが、外部からや株主の圧力もありますからいつ首になるか分からないので頷けない訳でもありません。

ただ、自己防衛が過剰になって肝心の財務は３年も前から生産過剰という実質的に流動資産がない状況に陥ってました。
ただでさえ、薄利で利益が少ない所に在庫の減価や設備の償却、人件費の累積であっという間に資本が割れて債務超過になった訳です。

また、輸入車（特に日本車）に対しては共和党とは言え保護政策を取るであろうという甘い考えもあったと言う事です。
この様に何の技術革新もなく大型車を生産し続けたＧＭの破綻は遅かれ早かれ免れなかったと思います。

潰れるべきして潰れたＧＭ（国家管理化）とは、違いトヨタは、徹底的にコスト管理をしたおかげで潤沢な剰余金を留保出来たわけです…個人的には下請けに対する過酷なまでの値下げ要求には人間性を疑うところもあります。
但し、外部を泣かす事によって、トヨタ自体は生存競争に生き残れるわけです。

余談ですが、ホンダも確かに財務は健全ですが、トヨタと違うのは積極的に開発を進め、投資を惜しまないところですね・・・個人的には本田のリスクをとる経営理念の方が共感できます。最大公約のいいとこ取りのトヨタとは違い明らかに自動車メーカーとしての戦略があります。


詰まり、トヨタは経営に対する厳しさが第一なので、自動車産業というよりトヨタ財閥のようなイメージが強いかもしれません。

結論としては、「いいか悪いか」「好きか嫌いか」ではなく生き残った会社が勝者と言う事ではないでしょうか・・・。

landslide2009さん

GM
従業員に大盤振る舞いした（年金と保険）

トヨタ
従業員には振る舞わなかった（営業利益２兆円の年のベースアップが数千円だったっけ？）