事件・事故・裁判

文字サイズ変更
はてなブックマークに登録
Yahoo!ブックマークに登録
Buzzurlブックマークに登録
livedoor Clipに登録
この記事を印刷

横領解雇:JA北つくばの職員5252万円着服

 JA北つくば(本店・茨城県筑西市、加倉井豊邦理事長)は22日、結城南山川支店(同県結城市今宿)で金融渉外担当をしていた考査役の男性職員(48)が組合員の貯金など約5252万円を着服したとして、懲戒解雇処分にしたうえ、県警結城署に業務上横領の疑いで刑事告発したと発表した。

 JA北つくばによると、今月9日に定期貯金の書き換えをした組合員から「共済掛け金の証書が届かない」と連絡があり、職員の不正が発覚した。職員が担当している180戸を調査した結果、昨年9月~今年6月の間に、▽普通貯金5件1650万余円▽定期積金39件684万余円▽貸越口座から1件297万余円--などの着服が確認されたという。職員は内部調査に対し、「競馬やパチンコなどのギャンブルに使った」と話しているという。

 加倉井理事長は記者会見で「信頼回復に努めたい。事実関係を詳しく調査し、私も含めて関係者の責任の所在をはっきりさせたい」と話した。【小林昭雄】

毎日新聞 2009年6月22日 22時20分(最終更新 6月22日 23時40分)

関連記事

6月22日横領解雇:JA北つくばの職員5252万円着服

事件・事故・裁判 アーカイブ一覧

 

おすすめ情報

注目ブランド

特集企画