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2009/07/10 11:48 KST
親日反民族行為者財産調査委、財産帰属対象を追加


【ソウル10日聯合ニュース】発足から3年を迎える親日・反民族行為者財産調査委員会が10日、8月15日の光復節(日本植民地からの解放記念日)に初めて、新たな財産帰属対象者を発表すると明らかにした。

 同委員会は、親日・反民族行為者の財産を調査し、国庫に帰属させる大統領直属機関。これまでは、乙巳条約(第二次韓日協約)など国権を侵奪する条約に関与した大臣と、大日本帝国・朝鮮総督府の高官約450人だけを調査対象としていた。

 財産帰属対象者の追加発表は、軍や警察、芸術界など他領域の親日者の財産帰属も進めることを意味し、だれが含まれるかにより、社会各界に大きな波紋を呼ぶものとみられる。委員会側は具体的な言及を避けているが、独立運動を押さえ込んだ軍・警察関係者や慰安婦募集に加担した人物らが選ばれるとの予測が出ている。

 親日・反民族行為者財産調査委員会の活動期限は委員会設置から4年で、来年の夏に任務が終了する。同委員会はことし2月までに、調査対象者451人のうち77人の土地553万7460平方メートル余りについて国家帰属決定を出した。土地の時価総額は1350億ウォン(約98億円)に達する。

japanese@yna.co.kr