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露大統領「2島返還で」、北方領土の交渉方針を表明

7月10日23時14分配信 読売新聞

 【ラクイラ=松浦一樹】ロシアのメドベージェフ大統領は10日、主要国首脳会議(ラクイラ・サミット)閉幕後に記者会見し、北方領土問題については、平和条約締結後に歯舞、色丹の2島を引き渡すと明記した1956年の「日ソ共同宣言」に基づき、解決を目指す方針を示した。

 大統領が同宣言を対日交渉の論拠とする立場を明確にしたのは初めて。プーチン前政権と同様に、北方領土問題は2島の引き渡しで最終的に決着させるというロシア側の強硬姿勢が鮮明になった。

 大統領は会見で、「1956年の宣言が問題解決の基礎となる唯一の法的文書であり、この文書に関して対話を構築することが必要だ」と述べた。

 メドベージェフ大統領は9日の麻生首相との会談では、「独創的アプローチ」であらゆる解決策を模索することを確認していた。

最終更新:7月10日23時14分

読売新聞

 

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