京都教育大の男子学生6人が起訴猶予処分になった集団準強姦(ごうかん)事件に絡み、同大学は1日の教授会で、インターネットのサイトに被害者を中傷するような書き込みを繰り返したとして、4年の男子学生を6カ月の停学処分とした。学生は以前に訓告処分を受けたが、同様の行為を続けたため処分を加重した。
大学によると、6月20日ごろ、学生がソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に書き込みをしているとの情報があり調査。本人も認めたという。同大学では事件後、今回の男子学生を含め、ネットへの同様の書き込みをした学生3人が厳重注意、3人が訓告処分を受けていた。【野宮珠里】
毎日新聞 2009年7月3日 地方版