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ユルフン朝青龍、遊び半分の場所前日

若い衆を強引に投げ飛ばした朝青龍は得意げな表情(撮影・近間康隆)
若い衆を強引に投げ飛ばした朝青龍は得意げな表情(撮影・近間康隆)

 横綱朝青龍(28=高砂)が初日前日とは思えない遊び半分のけいこで、12日初日の名古屋場所(愛知県体育館)の調整を打ち上げた。11日、愛知・蟹江町の高砂部屋でけいこを開始。師匠の高砂親方(元大関朝潮)不在の中、若い衆をプロレス技のような形で投げたり、因縁のある舞の海秀平氏が現役時代に得意とした、猫だましや八艘(はっそう)飛びを披露。さらに見学に訪れたファンに拍手を要求するなどやりたい放題。まるで緊張感のないけいこに、本人も「遊びだ」。緩んだ体と緩んだけいこで、初日は現在20連勝中の小結旭天鵬と対戦する。

 けいこ場の朝青龍は、珍しく楽しそうだった。首投げ…というより、ヘッドロックして強引に投げる。うっちゃり…じゃなくて、サイドスープレックスだ。笑顔で繰り出したのは、相撲じゃなくプロレス技。足取りに猫だまし、八艘(はっそう)飛びと続けた。3場所ぶりの優勝を狙う名古屋場所の初日前日。緊張感のかけらもない「ショー」に、約200人のファンはまばらな拍手を送った。「拍手が足らん!」。なぜか得意げに、胸を張った。

 最初はマジメだった。若い衆に胸を出し、慎重に寄り立てていた。態度が変わったのは、土俵祭りのため高砂親方(元大関朝潮)が部屋を離れた直後。指導者不在で悪ふざけとは、まるで学生の部活動レベルだ。モンゴル相撲の両手を広げて鳥が羽ばたく「舞」も披露。朝青龍は「遊んだだけだから」と悪びれなかったが、撮影していたテレビ局記者に「撮るな!」と命令。一時は撮影テープを取り上げる悪態で“証拠隠滅”も図った。

 猫だましや八艘(はっそう)飛びは、NHK解説者の舞の海秀平氏(元小結)の得意技。「舞の海さん違う。イメージじゃないよ」と、初場所前に「顔じゃない」と切り捨てた相手のマネは否定した。同氏には9日「体がタプタプ」と酷評されたばかり。結局「2勤1休」ペースを貫き、体の張りのなさは明らかだ。土俵で「遊ぶ」ほど、のんびりできる立場じゃない。

 初日は現在20連勝中の旭天鵬との顔合わせ。2日目も30連勝中と得意にする「初顔」の阿覧が相手だけに「明日が千秋楽とか優勝争いとかじゃ違うけど」と余裕を見せた。けいこの最後には、しこを踏む若い衆に「場所前なのに、なんだ」と自分の言動を棚に上げて檄(げき)まで飛ばした。緩んだ体で緩んだけいこ、心まで緩んでいるのか。結果は土俵で出る。【近間康隆】

 [2009年7月12日9時40分 紙面から]


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