ハローワークDS 加藤ミク
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「うぅ…どうしようラッシュ、私本当に妊娠しちゃったかも…まだ○学生なのにぃ…」
「ったく、ミクは好奇心旺盛すぎんだよ」
「だって、『援助交際』の職業体験って言われたからぁ…」
「はぁ…安心しろ、2030年に戻れば受精してても効果がある避妊薬がある。
妊娠三ヶ月までに飲めば大丈夫だから、この夏休み中に未来に帰れば問題ない」
「え、そ、そうなの?良かったぁ…!」
「だから、さっさとココロクリスタルを集めないとな」
・・・
「職業体験」をする為、多くの少年少女があまり寄りつかない繁華街などをうろついた為、
この街で夏季の性犯罪件数が激増したと判明したのは、また先の話である。
その日の職業体験を終え、大地と別れた所で見知らぬ男に声を掛けられたミクは、
「職業体験」の誘いに何の疑問も無く食いついた。
2030年には存在しない「援助交際」というものの内容すら知らないミクは、
そのまま引き合わされた中年の男に付き添い、何が行われるかも知らず、一緒に高級ホテルの一室へと入った。
そして一晩、まだ未成熟な身体をされるがままに弄ばれてしまったのである。
・・・
「そういう事なら安心だねっ…よーし、明日も『援助交際』頑張るぞっ!」
「はぁ!?何言ってんだおまえ!」
「だってぇ、ちょっぴり気持ち良かったし、お金もたくさん貰えたし…。
それに、ココロクリスタルが輝かないって事は、まだ『援助交際』が足りないって事でしょ!」
「そ、そりゃそうだが…本当に妊娠しても知らないぞ!」
「それ言ったら、もう昨日のオジさんに受精させられちゃってるって!
2030年に戻れば大丈夫なんでしょ、問題ないってば」
「やれやれ、お気楽と言うか、逞しい言うか…だいたい『援助交際』って、職業なのか…?」
セリフ無し
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