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警部補が署名偽造の疑い 岡山、交通事故で十数件
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岡山県警倉敷署の50代の男性警部補が、交通事故の調書作成時に、当事者の署名や指印を捏造した疑いが強まり、県警が虚偽公文書作成容疑で捜査していることが、11日、県警監察課への取材で分かった。容疑が固まり次第、書類送検し懲戒処分する方針。 月額105円/携帯サイトで内外ニュース
監察課によると、警部補は2005年以降に担当した十数件の事故捜査の際、加害者や被害者から事情聴取して調書を作成。その後、当事者に調書を読み上げて内容を確認する必要があるのに怠り、自分で当事者の署名をしたり、指印をした疑いが持たれている。
当事者の刑事処分はすでに決定している。監察課は「調書の内容に捏造は見つかっていない」と説明。署名や指印の捏造の理由については「処理が面倒だったことも考えられるが、具体的内容は言えない」としている。
県警は、警部補がかかわった数百件の人身事故の当事者から事情を聴き、同様のケースがないか調べている。
(共同通信社)
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