朝青龍大暴れに続き師匠・高砂親方も失態！土俵祭りに遅刻

プロレス技のサイドスープレックスでぶん投げ

　横綱・朝青龍（２８）＝高砂＝がハチャメチャげいこで離婚ストレスを発散した。大相撲名古屋場所は１２日に初日を迎える。３場所ぶりの優勝を目指す朝青龍は１１日、愛知県蟹江町の高砂部屋でけいこを締めくくったが土俵上で踊り、プロレス技を繰り出すなど大暴走。原因は離婚発表のストレス発散とみられるが、６月に右ろっ骨を骨折していた事実が判明。心身共に傷ついたバツイチ横綱が、今後を占う重要な場所へ挑む。

　朝青龍がけいこ場で大暴れしていたちょうどその時、高砂親方も失態を犯してしまった。審判部副部長として出席する午前１０時からの土俵祭（愛知県体育館）に８分も遅刻してしまったのだ。

　本場所の土俵の安全を祈願する土俵祭は毎場所、初日前日に執り行われる。主な出席者は武蔵川理事長（元横綱・三重ノ海）、審判部の親方と行司で本場所前の最も重要な行事で、協会幹部の遅刻は前代未聞だ。理由は事故渋滞だが高砂親方が車で蟹江町の部屋を出発したのが午前９時４５分。渋滞がなくても名古屋市内の体育館まで２０分以上はかかるため、出発時間の遅さが原因のようだ。

　高砂親方は遅刻について無言。武蔵川理事長はおとがめはしない姿勢だが、２年前のサッカー騒動を思い起こさせる師弟そろい踏みの失態。変な胸騒ぎがする初日前日となった。