最年長での世界王座奪取に自信満々の嶋田=東京・目白のヨネクラジム
ボクシングのWBA世界ライト級13位・嶋田雄大(37)=ヨネクラ=が10日、都内で会見し、25日にナミビアでWBA同級王座に挑戦することを発表した。37歳11カ月で嶋田が王座を獲得すれば、日本選手として史上最年長の世界王座奪取記録となる。
王者パウルス・モーゼス(30)=ナミビア=は、1月に小堀佑介(角海老宝石)から王座を奪い、今回が初防衛戦となる。モーゼスは02年11月のプロデビューから負け知らずの24連勝中(17KO)で、スピードあふれるアウトボクサーだ。
今月3日に嶋田のもとにオファーが来て、4日に正式決定。急きょ決まった2度目の世界戦に、嶋田は「いつでもできるように準備していた。37歳の自分が世界チャンピオンになれることを証明したい。みんなに勇気を与えたい」と意気込みを語った。