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靴職人/山口千尋(やまぐち・ちひろ)
1960年6月4日生まれ(47歳)
出身地 大阪府
ウォーキングシューズメーカーのデザイナーを経て、27歳のとき、靴作りの本場、イギリスのコードウェイナーズ・カレッジに入学。そこで、一人一人の足の形状を反映する、イギリスの伝統的な靴作りの製法、ハンドソーンウェルテッド製法に出会う。在学中、RSAデザインコンペで金賞を受賞。卒業後、1990年の30歳のときに、イギリスで一流の職人だけに与えられる「ギルド・オブ・マスタークラフツメン」を、日本人として初めて授与された。帰国後、靴のデザイナーの仕事をしながら、8年経て、1998年靴のオーダーメイド店、「Guild of Crafts」を開店する。現在は後進の指導にも力を入れ、学校「サルワカ・フットウェア・カレッジ」を開く。日本のオーダーメイド靴の世界においての第一人者。
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第一章・包む
人類が『靴』を履くようになった起源は定かではないが、5300年前にアルプスの氷河でミイラになった、かの“アイスマン”も、ちゃんと靴を履いていた――。
日本人が、日常で靴を履くようになっておよそ120年。しかし、あなたは靴の何たるかをご存じだろうか……? 日本人の、靴に対する認識に疑問を投げかけ、“ホンモノの靴”の素晴しさを説く、稀代の靴職人がいる。その名を、山口千尋という。
「おしゃれと履き心地を、人としてどれだけ靴に頼っているか、という認識が薄いと感じるので、そのことに気がついて貰えればと思っています」と話す山口は靴のフルオーダーメイド=“ビスポーク”の第一人者にして、本場イギリスで一級職人だけに与えられる『マスタークラフツメン』の称号を得た男である。
これが、山口千尋の手に成る靴――。トラディショナルな意匠。美術工芸品のような気品、優雅。
山口の靴に対する賛辞は枚挙にいとまがないが、決して奇をてらったものではない。その靴を愛用する人々は、異口同音にこう評価する。
「履いていて気持ちがいいです。今日はよく歩くだろうなと思う日はすっと(山口の靴に)手が伸びます」と言う女性や「足を守って助けてくれるという実感があります。履いていて楽しいです」という男性客……。
一体、私たちが知っている靴と山口の靴は、どこが違うのだろうか?
『靴』には大きく分けて以下の4つの働きがある。
全体重を受け止め、足を支える――。
覆い包んで、足を守る――。
まるでサポーターのように適度に締め付けて、心地よさを保ち――。
足もとを品よく飾っておめかしをする……。
山口の靴は、その全てを過不足なく兼ね備えている。それどころか、山口が理想としている靴について尋ねてみるとこんな言葉が返ってきた……。
「靴を履いている瞬間は、裸足のときよりも気持ちがいい時があるんですよ。言葉ではなかなか言い表せないですが、自分に合う靴は自分を支えてくれる安心感がありますね」
裸足でいる時よりも快適な靴――。
「いい靴は履いた瞬間にかかとから両手で足を支えてもらえているような安定感を増して直立できるし、歩いているときもすごく快適に過ごすことが出来る」
そう云って山口は、あるものを取りだした……。
「タマゴって華奢な存在で、ポンッとぶつけたらすぐに割れてしまうけれど、同じ圧力で両手でしっかり握ると全体に力が行き渡って割れないんですよ。足の構造もそれとすごく似ていて、点で押さえると足はギブアップしてしまいますが、足全体を両手で包んでいるような状態を作ることが靴を作る上で一番大事だと考えています」と山口は話す。
タマゴを、両方の手で優しく包み込む感覚。それこそが、山口が理想とする靴のあり方なのである!
足を包む素材は『革』。これこそ唯一無二と決めている。その理由を山口はこう話す。
「靴という品物に対して、ものすごくやさしい素材が、牛の皮、生き物の皮なんです。その皮で作ったもので人の皮、足を包むのです」
これが、靴のパーツ。どれも平面の革から切り抜かれている。これが、立体に縫い合わされ、ひとつの靴に仕上がってゆく過程で、山口は“魔法”をかけるのである! その、山口の靴造りの現場を見せてもらった。
山口の工房にビスポークに訪れると、まずは採寸のためのエリアに案内される……。そして、採寸専用の椅子へ。ここで、片足ごとに37カ所にもわたって、細かく寸法を測る。しかし、精密に寸法を測るだけなら、いっそ石膏でも使って足の形ごと取ってしまえば、済みそうなものだが、そうはいかないらしい……。
「例えば石膏で足の型を取ってそのままの形で靴になったとしたら、おそらく誰も履きたいと思わないでしょうし、ファッション的な要素をこれで表現できるかというと、違うと思います」と山口。
では、実物の足を目の前にして山口は何を測っているのだろうか……? 矯めつ眇めつ、あらゆる方向から足を観察……。そして、こんなことを話し出した。「普段から靴に関してお困りのことが多いですよね」と男性客に尋ねる。するとその男性客は「自分の足のサイズ、25.5だとずっと思っていたんですけど、実際計ったら24センチであることが分かってびっくりしました」と返す。山口はその言葉に対し、「足幅で靴を選んで、かかとがゆるい状態だったと思います。痛くなくても疲れる状態だったと思います」と答えた。
山口は、足を読んでいる! そして、指先で足に触れる……。
「頚骨の入り方やアキレス腱の向きを見ると、男性に多いまっすぐな足ですね。蟹股ではないですね」
まるで医師が診察をするように、この足が靴の中に収まったときの『表情』を洞察しているのである……。
「あんまり歩く足ではないですよね、歩くのが苦手そうですね。多分、履物のせいだと思うんですけど。皮膚が角質化していない綺麗な足ですよね」と山口は男性客の足を見ながら言った。
これから、この足に合う靴を作る。そのためにこの足からありとあらゆることを聞き出すのである。それが、山口の流儀。そして、およそ30分に及ぶ採寸が終ると、この先の指針となるデータが残る。
引き続きお客とは、デザインの打合せ。お客の要望が抽象的なときは、実際の見本を目の前にしながら、ディテールを詰めてゆく。
「オーソドックスな靴を選ぶと着る洋服の幅が利きますね。こういう靴は甲部が高いので足に併せて作れます」と山口は男性客に話す。要望を聞き、提案をしながら、目の前でデザインに取りかかる……。
「自分らしさが出て、自分にしかできないおしゃれもあるので、どっしりした感じにした方が良いかと思います」と会話しながら、お客と職人が辿りついた靴のイメージが具体化する。
「人に履いてもらって気持ちいいと喜んでもらうことは大事なんですが、スタイルとして気持ちいいから少々の履き心地での痛みを我慢してでも履きたい、っていう人もいるんですよ。その人それぞれの気持ちいい、っていうカンフォタブルのバランスが凄くあるんです。僕たちにとって、会話して、最終的に笑って帰って貰えるように進めることが一番大事な事なんです」と山口。
お客が履きたい靴と、職人が履かせてみたい靴のことを、じっくりと語り合う……。
次に山口は、これから作る靴の実物大の設計図を作成する。ところがよく見ると採寸した足が、靴のラインからはみ出している箇所が散見するのである……。寸法の通りではなく、職人の勘を加味して導き出したラインが、快適な履き心地の決め手となる。その設計図から木型を起こす。これで、靴が描き出すラインが決定する。
職人の頭脳は、このときフル回転をはじめる。足裏の型から起伏を読み、採寸の時に撮った写真を参考に、靴の中に収まった足をイメージする……。
足は1日の中でも大きさが激しく変化する。朝起きた直後に比べて、午後には体積が19パーセントも増えるという。『語り合い』の中から洞察したライフスタイルを思い起こし、刻々と変化する足の状態を想像しながら、快適なラインを導き出すのである。
ラインが決まると、木型を削り出す……。これから作り出す靴の立体的な設計図。ここに示されたラインこそが、まるで人間の手で包まれたような、裸足の時よりも心地良いと云われる、『履き心地』を生み出すのである……。そして、稀代の靴職人・山口千尋の奥深さは、最後の仕上げの瞬間にまで漲っていた!
靴職人・山口千尋。この男の作る靴を一度履けば、たちどころに、靴に対する『認識』が変わってしまう。裸足でいるよりも快適だというその履き心地……。
「本当に合っている靴は存在を忘れてしまうもの。邪魔してはいけない存在なんです」と山口は言う。
ひとりひとり、実際に履く人の足に触れながら、快適さを洞察し、職人の勘をフルに活用して、立体の木型を導き出す。
“心地よさ”は、このラインが決め手となって、醸し出される。足を包み込む材料は、良質の牛革と山口は決めている。世界各地から集めた最高の素材を吟味し、これから作る靴に最も適したものをチョイスする。
「地球環境の下だと牛皮以上に人の肌に近いものはないと思います。人の足を守る強度を保った上での話しですけれど、これに勝る素材はまだ開発されていないです」と山口は話す。
革靴は、足を包む《アッパー》足が直接触れる《中底》地面に触れる《本底》――。の各部分から成る。
『アッパー』は、その足にとっての心地良さを『形』に翻訳し、さらにその靴の優美な佇まいを追求した部分。山口は、アッパーを作るとき、カーフと呼ばれる仔牛の革を使う。しかも、その部位まで吟味しているという。
「お尻のエリアの皮は一番運動量が多いので繊維質が鍛えられていて皮が強いです。なおかつ、伸びの方向が全方向に適度なしなやかさを持っています」
靴の中に収まった足は、さまざまに動く。そのため、その動きに無理なく合わせて伸縮する箇所を使うのである。まず、“パターン抜き”したパーツを、組み立てて縫い合わせる。それを木型と合わせて、革に木型で再現した『絶妙なライン』を憶えさせてゆくのである。
このまま、靴が完成するまでおよそ2ヶ月間、型にはめ続けると革は骨組みもないのに木型のラインを記憶して保ち続けるのである。
人間の体の、あらゆるツボが密集する、敏感な『足の裏』を乗せ、全体重を支える『中底』には、厚めの革を使う。
「6.7ミリの厚みのある皮で、木だと思われるくらいの質感だけど、皮なので、弾力性もあり、形を覚えてくれます」
採寸のとき、唯一型を取った足の裏の起伏に合わせ、受け皿のように形を記憶させてある。
本底は地面と接し、しかも歩きを補助する役割を担う部分。
「曲げて戻すという人の歩く足の動きは、靴の反発で戻ると、ものすごく足が楽になるんです」と山口は力説する。
踵を上げて足を曲げた状態から元に戻すとき、本底の革の復元力が、バネのような働きをして、その動きを助けるのである。そして、それぞれ硬さと厚さの違う3つの部分を1つに合わせて靴を形作るとき、その縫い目にウィークポイントが出来てしまう。
例えば歩き出しの瞬間――。『アッパー』には、《上方向の力》がかかる。同じ瞬間、本底には《下方向の力》が掛かり、ちょうど縫い目の部分に強い負担が生じる。そのため、この縫い目の部分から、靴は破れてしまうのである。
山口は、それを伝統の“縫い合わせ方”で、解決している。『ハンド‐ソーン・ウェルテッド』という、大変手間がかかるが、山口が頑なに守り続けている方法である。
アッパーと本底を直接縫い合わせず、間に『ウェルト』という細長い革を一枚這わせて縫うのである。ウェルトが緩衝材の役割を果たして、縫い目の負担を軽減する。しかし、『ハンド‐ソーン・ウェルテッド』は、針と糸の運び方の加減が微妙で複雑なため、機械縫いが出来ず、大変効率が悪い。山口のようなベテラン職人が取り組んでも、この工程だけで一足につき2時間はゆうにかかる。それでも、山口の工房で作る靴は、全てこの最良の方法を採用している。
こうして、山口の“理想的な靴”は誕生する。理想の靴は、裸足でいるときよりも心地良く、履いていることを忘れてしまうもの……。履く人の足そのものから、理想的な靴の本質を読み取り――。吟味した最良の素材を最良の方法で形にしてゆく。
それが裸足よりも気持ちいい、山口の作る、もう一つの『足』。
第二章・合わせる
一流店が軒を連ねる東京・銀座。そこに、山口の店がある。馴染みのお客が、ぶらりとメンテナンスに訪れたりする。
山口の靴は、メンテナンスが行き届けば、ゆうに50年は履ける。自然とお客とは長い付き合いとなる。
本当に良い靴は、使い捨ての消耗品ではない。もう一つの足。自分の分身――。
「こうやって長いお付き合いをさせて頂いていて、靴の具合を聞いたりなど、お互いに安心感のある中で話ができるので、出来上がりも良くなるんだと思います」と山口は言う。
山口の靴を履くと、知らなかった自分のことがよく判る。
「ビスポークを履くと、足の先まで神経が研ぎ澄まされる感じがします」という客。そして、愛情も湧いてくる。「私の為だけに作られた靴なので、私しか履けない、私しか履いて上げられない靴なので、そう思うと負担のかかる履き方をしたときに愛おしさを感じます」という客……。
お客と靴職人の、理想的な関係に辿り着くまでは、長い長い道のりだった。
1960年、山口千尋は、大阪に生まれた。子どもの頃から、大の靴好き。とても大切にした。美術を学んだ高校を卒業すると、靴メーカーに就職。商品開発の部署に配属された。
「その会社がウォーキングという言葉を盛んに言う会社だったので、歩き方とかをものすごく研究している会社で歩くことの大事さをその会社で勉強しました」と山口。
これまでは、お洒落のアイテムとして捉えていた靴を、体と健康の側面から考え直した。ますます、靴の奥深さに魅了された。デザイナーとして、数々の靴を手掛けたが、なぜか作れば作るほど、満たされない気持ちが、つのりはじめた。
「会社の中で商品にあったインフォメーションしか入ってこなくて、会社の都合だけの情報を勉強するのではなく、靴全体を学問サイドから勉強したくなってイギリスに渡りました」と山口は当時を振り返る。
靴の本場・イギリスに渡って、靴造りのカレッジに入学。山口を突き動かしていたのは、靴を学びたいという、呆れるほどの熱意だった。授業だけでは飽き足りず、骨董市で古い革の鞄を買ってきては分解し、靴に作り替えた。ほかの生徒のざっと5倍は作った。
教わった工法は、すぐに身につけ、別なアプローチも残らず研究した。カレッジを出ると各地の靴工房を訪ね歩き、さまざまな職人の技術に学んだ。
その途上で、『ハンド‐ソーン・ウェルテッド』という製法にめぐり逢った。そこには、靴造りの“神髄”が脈打っていると山口は思った。
「目が点になるくらいびっくりしました。よくもまあ、こんな製法までたどり着いたな、と思いました。人が靴を履きたい、履いて欲しいという思いの基に、最終的にハンドソーンという製法として残っているんですけど、その後生まれたどの製法よりも完成度が高くて、人が長い間培った技術、製法は本当に素直に人の方を向いているんです」と山口は当時を振り返りながら話した。
履きやすく、心地良く……、ただそのことのみを見据えて邁進する何千年と続く靴職人たちの叡智に触れた山口に、その魂が宿った。
山口千尋は、靴職人として日本人ではじめて、イギリスの『マスター‐クラフツメン』の称号を与えられた。
意気揚々と帰国した山口の前に、日本の現実が冷たく横たわっていた。
日本では、靴は消耗品。履き潰して捨てるものだった。しかも皆、自分の足に合う靴を選んでいるとは限らなかった。せっかく磨き上げた腕を振るう場所がない山口は、履く人の当てのない靴を作った。
技術の限りを尽して幾つものサンプルを作った。それを飾っておくと、ある日、ひとりのお客が現れた。
「この靴が欲しいんだけど、サイズはある?」
「それは一点ものなので、あなたの足に合わせてお作りしますよ」――。
そんなことが、ちらほらと起こり始めた。
「サイズを幾種類か、作り置きしとくべきかなぁ……」
山口は、ぼんやりと考えて、ハタと気づいた!
「履いてもらおうとすると合わせないといけない、という当然あるべき宿題がそこにあって……、それを無視して作っても仕方がない」
本当に良い靴は、その人の足に合わせて作るもの! ビスポークこそが、靴職人の究極の仕事。こんな真っ当な真実に、山口はようやく気づいた。
人の足は、千差万別。ひとりひとり違うどころか、右と左でさえも違うもの。一つ一つの足に合うものを、一つ一つ手造りしてゆくしかない……。
山口と、彼の元に集まった仲間の靴職人たちは、にわかに忙しくなった。良い靴を理解した顧客が増えてゆく。
「喜んでもらった時、物を生み出す者にとっての存在理由というか、クラフツマンとしての居場所を見つけました」
山口は、そう悟った瞬間をそう語った。そして山口は1998年、ビスポーク専門の店を構えた。
評判は静かに広がり、山口のもとには、引きも切らずお客が訪れる。年間300足を超える、本格的なビスポークの第一人者が、誕生した。
第三章・広める
靴職人・山口千尋は、工房のある浅草に、毎朝、スーツで出勤する。
工房には現在、10人の靴職人がいる。朝一番の仕事は、職人全員で分担して、仕事場の掃除。山口も例外ではない。
「職場も道具の一つなので手入れしよう、というみんなの意思です」という山口。
今日の担当は、トイレだった。
靴職人たちの平均年齢は30歳。若い集団である。全員、山口の技術を受け継ぐ弟子たちである。工程を皆で分担し、志を一にして仕事に臨んでいる。
その足もとは――。当然、自分の足に合わせた革靴。良い靴とは、どういうものか、身をもって体現しているのである。
静かな工房には、淡々とものを作る音だけがしている心地良い靴を作る、心地良い空間である。
山口千尋は、工房と同じ建物の中に、靴職人を養成するカレッジも持っている。生徒は30人。2年制だ。ここで山口が教えるのは、いま持っている技術の全てだという。教科書も山口が自ら書いた。何年にもわたって、蓄積してきたことを、惜しげもなく公開している。
いま、工房で働いている靴職人たちも、ここの卒業生たちである。すでに自分の工房を構えている卒業生もいる。
山口のスピリッツが、広がっている――。
「見た目のかっこいい靴が良い靴だと思っていましたが、その人の足に合った靴がかっこいいんだって思うようになりました」「これまでよりも靴を大事に履くようになりました。でも貴重なものを触る感じではなく、ずっと履いていこうっていう使い込んでいく道具みたいな感じになりました」と生徒たちは口々にそう話す。
山口はよく、靴を磨いている。まるで、精神統一でもするように――。
「靴に対する理解度が変わると、生活習慣が変わるくらいの気がします。靴って踏みつけられたり、足蹴にされる品物だけど、そのような品物に最新の注意を払ってケアできる生活習慣が付くのであれば、格好良く変わっていくと思うんです。上手く言えないですが、日本人の良い部分が出てくるという気がしますし、可能性として感じるんです」と山口は最後にそう語った。
山口千尋。日本に、新しい職人の魂を根付かせる男――。
店舗&学校情報
◆山口さんのお店&学校についてのHP http://www.footwear.co.jp/guild/index.html
◆山口さんのお店 「Guild of crafts」
●Guild of crafts 銀座店 |
東京都中央区銀座1−3−3 1F |
TEL 03-3563-1192 FAX 03-3563-6142 |
定休 |
火曜 |
営業 |
月・水〜金 12時〜20時
土・日・祝 11時〜19時 |
●Guild of crafts 浅草店 |
東京都台東区浅草6−19−4 ヤマヨシビル1F |
TEL 03-5824-3280 FAX 03-5824-3282 |
定休 |
火曜 |
営業 |
月・水〜金 15時〜19時
土・日・祝 11時〜19時 |
◆山口さんの靴学校 「Saruwaka Footwear College」
東京都台東区浅草6−19−4 ヤマヨシビル3F |
TEL 03-5824-3281 FAX 03-5824-3282 |
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