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勤務先で肺病になった豪女性、「セックスすれば治る」とあしらわれる

  • 2009年07月11日 22:54 発信地:シドニー/オーストラリア
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ベトナム・ハノイ(Hanoi)の病院で肺のレントゲン写真を見る医師(2004年1月19日撮影、資料写真)。(c)AFP/HOANG DINH Nam

【7月11日 AFP】オーストラリア・クイーンズランド(Queensland)州で、じめじめした地下室で勤務したために肺にカビが生えた女性が、病状を訴えて配置換えを求めたところ、「セックスをすれば治る」とあしらわれたという。この女性の弁護士が7日、語った。

 女性は、湿気がこもり、壁やカーペットにカビの生えた環境下で、たった一人で勤務することを強要されたとして、雇用主と勤務先の建物の所有者を相手取り、訴訟を起こした。

 弁護士によると、この女性は、頭痛、呼吸器や鼻の疾患に苦しみ、病状を訴えて配置換えを求めたところ、「セックスをすれば治る」と一蹴されたという。検査の結果、女性の肺にはカビが生えていることがわかった。

 女性の弁護士は「負傷と病状はきわめて重大なもので、賠償額も相当な額になるだろう」と語った。

 女性は、3月に治療を受けるために退社。現在も、別の勤務先でパートタイムでしか働けない状態だという。(c)AFP
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