東京・有楽町などでストリートライブを行っている現役女子高生で演歌歌手見習い、カレン(16)が10日、デビューへの公約だった「1カ月で自主制作CD1000枚販売」を達成し、夢の実現へあと一歩と迫った。
制服姿で演歌−。この珍しい光景にニッポン放送「テリーとたい平のってけラジオ」(月〜金曜後1・0)が注目し、番組で紹介したところ人気に火が付き、ライブ開始から18日間で「泣くなオカメちゃん」(500円)を1000枚売り上げた。その直後、お礼のため同番組に。「さっき有楽町のガード下で1000枚達成しました!」と満面の笑みで報告。「警備員さんとの“戦い”とか大変でしたが、みんなが温かく聴いてくれたのでうれしかった」と振り返ると、テリー伊藤(59)は「歌声がスゴイ! 女・氷川きよしになれる」と太鼓判だ。
カレンは演歌好きの母親の影響から歌手を目指し、2006年には「第8期モーニング娘。オーディション」に挑戦するも不合格。それでも資質が認められ研究生として事務所に所属。ただ、デビューについてはレコード会社から2つの条件を示された。
1つはクリアしたわけだが、もう1つは「体重を56キロから40キロ台に戻すこと」。カレンは「まだ53.6キロなんです」と明かし、期限の今月21日に向け「おにぎりダイエット」に励んでいる。