2009年7月11日 12時33分更新
仕事で忙しい親などのために、一時的に子どもを預かって子育ての支援をする「保育サポーター」を養成する講座が10日、備前市で行われました。
保育サポーターは子育てをする親を支えようと設けられた制度で、市から委託を受けたNPO法人が会員の自宅に子どもを一時的に預かり、預かる際の傷害保険料の一部を市が負担するものです。
10日行われた講座は、備前市で子育て支援の活動を行っている2つのNPO法人が、県や市と協力して開いたもので、地元の主婦など12人が参加しました。
そして、NPO法人の代表が、「保育サポーター」制度で実際に子どもを預かるうえでの注意点などを話しました。
このうち「東備子どもNPOセンター」の延本安子さんはこれまでの活動の内容について説明するとともに「子育てを終えたみなさんの経験は大いに役立ちます。地域の人たちが協力して子育て中のお母さんたちを支援していきましょう」と話しました。
この講座は9月まで2回開かれ、市などでは子育て支援に協力する「保育サポーター」への理解を図っていくということです。